P1


1.keik 様 (渋谷区在住)

                    
 1)BOX仕様 
  バスレフ(7L)タイプ。                  
  システムの仕様はこちらのブログに詳しく書かれていますので、そちらをご覧ください。

 2)使用 : F171P(2009年6月〜)
 
 3)使用感
  ケブラーユニットDCU-131K2ですが、まず、やはりウーファー専用として設計されているだけあって、
  低域の形がしっかりしています。うちでメインで使っている同口径の13cmウッドと比較してですが、
  ポートチューニング自体はウッドシステムの方が下なため量的にはウッドの方が出ているのですが、
  ケブラーの方が形がしっかりしているので、トータルではケブラーの方がリッチに聴こえます。

  自分的に嬉しかったのは第九の第二楽章のティンパニですね。
  ようやくティンパニっぽく聴こえるようになりました(^^;)。
  まぁ、この前17cmを聴いてしまったので、それに比べれば確かに小口径の音なのですが、
  13cmで7L弱にしては立派な音が出ていると思います。
  うちみたいに狭い部屋だと、この位の方がむしろいいのではと思ったりもします。

  音色は厚い(熱い?)音だと思います。これは組み方によっても違うでしょうから、あくまでうちの音ですが、
  かなり情熱的な音が出ています(笑)
  自分の主観ですが、音色から言うと、ツィーターはソフトドーム系の方が合わせやすいと思います。艶っぽいシステムになります。
  ただ解像度が高いユニットなので、いいハードドームを使ってまとめ上げることも可能だと思います。腕に自信のある方はどうぞ。

  特性的には、暴れん坊将軍です(苦笑) 正直言うと、マルチ初心者が手を出すべきでは無かったか?と思ったこともありました。
  ちょろっと切ってつないだだけだと、がちゃがちゃ鳴っていて、悲しくなったりします。
  しかしピントが合ってくると、なかなかの唄いっぷりです。自分はユニットの持ち味を100%引き出せたわけではありませんが、
  今では気に入っています。もっと腕のいい人の作品を聴いてみたいですね。

  いや、しかし、難しかったです。やればやるほど、謙虚になっていくと言うか、自信が無くなっていくというか(苦笑)。
  同軸のセンターspをやるために一区切り付けましたが、ほとぼりが冷めたら、また少し調整しようかなと思っています。
  しかし、やってみることで、いろいろと発見も多かったです。やって良かったと思っています。
  13cmアルミの音も聴いてみたいですし、この筐体で今年いっぱい遊べそうです。