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11.ラーメン親父様 (静岡県藤枝市在住)
1)システム仕様
* 071Wを使用したWバスレフを作ってみました。今回は専用BOXです。
* Wバスレフ製作には、良くBOX製作ソフト「Sped」を使うのですが、
F071Wはなぜか、BOXサイズが大きくなり変だったので、前回のBOX、6Lを
4Lの縮小サイズにしての製作です。
何台もエンクロージャー作って要るのですが、ダクトなどの計算は苦手です。
いつも「Sped」や「設計プログラム」のお世話になっています。
* いきなりダクト調整がうまくいくはずが無いと思い、裏面を加工して取替えできる様施工しました。
5種類X2のダクトを用意し聴き比べました。
* 板材は、ベニア合板、MDF,栗無垢材、天然つき板シートなどを複合して作りました。
* 無垢材はバッフル面だけです。意外と天然の味が出てると思います。世界に1っだけ。
* ダクトには、一般的な塩ビ管を使用しています。
* 大きさは、高 305mm 幅 150mm 奥 170mm
* 第一容積 1.5L 第2容積 2.5L
* V1ダクト径31o V2ダクト径43o
* ダクト長、V1 30〜70mmまで10p刻みに5種
* V2ダクト長 60〜100oまで10p刻みに5種
* 色々試した結果、V1は長さ50mm V2は長さ90mmが良かったです。
* ダクトを長くすれば、fdを下にのばす事できると思いますが、ユニットとのバランスを考え、選択しました。
* 正確なfdは解りませんが、大体 fd1は160Hz fd2は70〜80Hz位と予想します。
* まだ、再生する曲によっては、Wバスレフ特有の鳴きがあるため、微妙な調整が必要あると思います。
2)使用期間
* ユニットの使用期間は、のべ約4ヶ月位
* PARC社のユニットは、何種類も所有していて、このサイズは自宅のPC用にと考え作ったのですが、
只今音だし禁止令が発令されてる為、我家のオーディオ装置を仕事場に移行したのですが
リスニングスペースが大きく、メインとして、あまり聴いていないのが現状です。
3)感想
* すばらしいユニットです。25畳ほどの仕事場でたまに、BGM用に使用する時がありますが、
つい5cmユニットである事を忘れ、アンプのヴォリュームを上げてしまいます。
* エージングにより、使い始めきつかった高域も落着き、良い状態で再生音させてくれてます。
* 音の解像度、楽器個々の音とか、突き詰めると、きついかもしれませんが、5cmフルレンジで、この音は違反です(笑)
気楽に楽しめる優良ユニットと思います。
* ニアフィールドに「もってこい」のスピーカーです。
* 小さくて、BOX作りも楽で良いです(笑)
* PARC推奨BOXも同時に作り、Wとシングルバスレフの聴き比べもしてみました。
* 一般的なPCスピーカーとしたら、推奨BOXの方が使い易いかもしれませんね。
* 1Lの箱でも元気に鳴ってくれます。低域もしっかり再生します。驚きはWバスレフより上です。
* 1L製作予定がある人は、板厚15mmをお勧めします。12mmだと箱鳴きやすいですからね。