5cmウッドコーン DCU-F071W        P7


7.GX333+25様 (山口市在住)

1)システム仕様
 DCK-F071W-Cキット

2)使用期間
 1週間ほど

3)感想
 いつも私ばかりがPARC Audioの世界に浸っていると、「山の神」のご機嫌や予算要求にも支障が出ます。
 そこで、折も折、「ちびっ子ウッドコーン・キット」が発売されたことをよい機会に、妻にもPARC Audioの世界を楽しんでもらおう、
 ということで導入しました。
 これまではYAMAHAのアクティブ・スピーカーを使っていたのですが、これも相当の年代物。
 そろそろ、ということもあって入れ替えたのですが、ここで問題となるのがアンプ。
 超高級アンプを持ってきても「仕事の邪魔」などと言われるのがオチですから、例の「鎌ベイアンプ」を仕入れてきました。
 しめて3,980円也。まぁ、世間の評判も悪くはないようだし、スピーカーがちゃんとしてるんだから、くらいの気持ちした。

 スピーカーの方は、というと、最初は立てて使っていたのですが、どうしてもディスプレイの背後に隠れて音が冴えません。
 そこで、ウレタン塗装の仕様ではインシュレータが少しはがれやすい、というのを利用して(ごめんなさい)、
 横置きにして、その上、少し前を持ち上げて3点支持にしてみました。
 ちょうど、ディスプレイの下端から、ちびっ子ウッドコーンがちょこんとかわいい顔を出した状態です。

 しかし、さすがですね。やっぱり、ちゃんとPARC Audioの音、あえて言わせていただくと「冨宅印」の音が出ますね。
 まだ鳴らし込みが足りないせいで、低音側はやや暴れ気味になるところがあります。
 しかし、中低域から中高域にかけての繊細さは思わずいつものW3を聞いているかのような錯覚を覚えました。

 そして、例の美点、音が消えゆく瞬間の響きの美しさ、逆に静寂の中からおもむろに音が現れる瞬間の美しさは、まさにW3そのもの。
 小さくてもやっぱりPARC Audioと思った次第です。

 2時間ばかり鳴らしていたら、低域の暴れ気味な感じが少し落ち着いてきましたから、これからさらに磨きがかかることでしょう。
 現に、最初は「何よ、またおもちゃで私を買収しようとして」などと言っていた妻も、
 PCの前でじぃ〜っと膝小僧を抱えて聞き入っている姿が目につくようになって、まずはめでたしめでたし、でした。