P9
9.ざんく様 (東京都港区在住)
1)システム概要
バスレフ・リアダクト(内容積:約2.7リットル)
シナ合板(9mm厚)の2枚重ね。
2)使用期間
完成直後(その後のレポートは、下記のブログにて)
3)感想
エージングなしの一発の音出しでもうびっくり!
これが5cmのサウンドかと思えるほど低域から高域まですばらしいバランスです。
推奨より大きな内容積(2.7L)で作りましたが、低域のチューニングが私の好みにぴったり!
音が厚く充分な量感。
バスドラの“ドスッ”という音圧もウッドベースのピッチカートもすごくリアル。
とにかく帯域全体に解像度が高く、普及価格帯のCDプレーヤーやアンプが2グレードほどアップしたような
錯覚を覚えるくらいです。
ちなみにアンプはDENON PMA-7.5S や PMA-390V での試聴です。
中高域もボーカルからハイハットやストリングスの高域まで非常にナチュラルで透明感があります。
ユニットのポテンシャルをぎりぎりまで出せるように、内容積を大きくしてエンクロージャーの剛性を高めたのが
功を奏したようです。
能率の低さはトランジスタアンプで鳴らす限り、全く感じません。
むしろ小口径フルレンジならではの定位感や、ハイスピード感、切れの良さや音離れの良さを
充分に感じます。
ニアフィールド用にと思っていましたが、6畳ほどの部屋でメインにもなりえるほどのスピーカーができる
すばらしいユニットだと思いました。
試聴会で聴くより、部屋で聴いた方が全然良く感じます。(親の贔屓目?)
昨夜できたばかりなので、制作記録やレポートはブログに順次アップしていきます。