P3
3.M. Iwaki 様
1)経緯:
DCU-F121Kに続きケプラーの音が気に入ったので、デスク上用に製作しました。
外観は見た目で、ラウンド形状にして、バッフル表面にはリサイクルに出す予定だった
革ジャンのレザーを使用。
2)使用開始:2015年5月
3)システム概要:
内容積:2.4L
材 質:本体はタモ集成材30t、積層
:バッフルはMDF 21t
仕上げ:本体は床用ニス塗装
:バッフルはレザー貼り付け
ダクト:コイズミ無線 P25-102
吸音材:ウール+ニードル・フェルト
駆動アンプ:SONY HAP-S1
4)感想
F121K と比較すると、若干高音域に平行移動した感じですが、
期待したケプラーの音はそのままで安堵しています。
駆動アンプは、SONY HAP-S1ですが、これ以前まではシスコンの音でしたが、
本作のF101Kではびっくりポンの音に変わりました。
ケプラーの音も好きだが、HAP-S1も意外といい音を出すんだなと考え直した次第です。
ここまで、すんなり出来だ訳ではないので、ご参考に、、(但し、当たり前のことですが、)
(1)デスク上で、3カ月使い続けたが一向に音がすっきりしないので、エージングを疑いました。
交響曲を1枚、音量を可能な限りプレイさせ、あとは家の外で待機。
結果は、いやはや変わった、変わった。音に輝きがでました(表現はこれでよいのかな)
(2)次はダクトです。バッフル表面に貼ったレザーの端末処理のために、P25-102を使ったが、
肉厚が薄いのでブチルテープを2重に巻いてバッフルへの接着はエポキシ系接着剤をたっぷりと使った。
これで、不要な音が取れて、再生音がすっきりとしてきました。
基本をおろそかにすると大変な回り道をすることのなりますね。
5)次回について
ドラムの太鼓、ベースのからっとした低音を出したいので、17pのケプラーをと期待している。
一度は販売終了になっているので再商品化を期待したいところです。
なにやら今年10周年記念モデルを予定しているらしいので、もしかしたらと思っている。
確かに、他の素材でも良い音は出てくるのでしょうけど、試してみる予算も時間もないんでよね〜。
6)追記:
最近入手したCDで、ビル・エバンスの「I will say goodbye」、音も演奏気に入りました。
リバーサイド盤も良いですが、この盤のビル・エバンスのピアノの音も心地良い。