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1.Y.Y.様
1)購入
2015年1月25日
2)使用目的
2ウエイシステムの中高音部の再生用 周波数範囲は200Hzより上の領域
ツイーターは使わない.老齢のため8kHz以上の音が聞こえなくなったため
3)キャビネット
敢えてバスレフや密閉箱は使わず後面開放型(寸法 前面パネル180x270 奥行き200)を採用した.
低域は200Hzを再生出来れば良いので、背圧フリーこれで充分と考えた.
箱の中にはポリエステルの吸音材(300x400x20)を入れた
4)システム
2ウエイデバイダー Ashly 社のエレクトロニック クロスオーバーXR1001
これは元々はPR用に開発された機器であるが、充分使用に耐えるものである.
何よりも価格が安いのが良い.クロスオーバーは40Hzから8KHzまで連続可変である.
又、サブウーファー出力端子も備えている
低音アンプ アキュフェーズ D500
中高音アンプ ソニー TA-N330es
プリアンプ 使用せず
自作のセレクター、ゲインコントロール、バランサーのみが入っているケース
CDプレイヤ?、チューナー、ブルーレイなどが入力ソース
ウーファ フォステックス 16cm+20cm ウーファーを密閉箱に入れて鳴らしている.
同じ箱内にDayton のドームスコーカー(500Hz?5000Hz)とフォステックスドームツイーター
が入っているが、思ったような音が出ないので現在は使っていない.
サブウーファー ヤマハYST-SW1500
5)使用感
漸く納得のいく音になった感じがする.
10年程前まではSTAX のコンデンサーSPを使っていて、温和しい音で特にヴォーカルが素晴らしかった.
老朽化したのでオーバーホールを依頼したが、SP部門の担当者がいなくなり使用を断念した.
以後、ヴォーカルの良き再生を目標にスピーカー遍歴を重ねたが中々思った通りには行かなかった.
今、中田喜直作曲の六つの子どもの歌を伊藤京子が唄っているCDを聴いているが,
声のニュアンスが出るようになってきた.
エージングが進めばさらに良くなることが期待される.
周波数特性を測ると200Hz?8KHzはほぼフラットで目立ったピークがないのが
温和しい音が出る原因であろう.大事に使っていきたい