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3.mandana 様 (東京都渋谷区在住)
 この情報はご本人の了解を得てこちらのホームページから流用させていただいております。

 1)バスレフBox
  Tang Band の10cm竹コーンユニットのために作った8リットルくらいのバスレフで、ポートは
  80Hzあたりというもの。このサイズの割に21mm のシナ合板で自分なりにがっちり作ってあります。

 2)使用 : 2007年12月〜
 
 3)「厳しい意見」ということだが、気に入ってて特に不満もないので厳しい意見はあんまり出ない(笑)。
  スペックの割に高音が足りないということもないし(たぶん発表のスペックは厳し目なのだろう)
  低音は非常にたっぷりしている。かといって緩い低音がボハボハ出てくるというわけでもなく、
  バランスが整っている。帯域バランス、情報量と音色のバランスをよく考えたユニットというのが印象だ。

  もちろんメインのLowther のような蠱惑的な音がするわけではないが、Fostex の FE シリーズのように
  キャンキャンうるさいわけでも、Tang Band のように明らかに低音よりに偏っているわけでもなく、
  聴きやすくて使いやすいユニットである。能率も6Ωで86.5dBと高いわけではないが、1W そこそこしか
  出ない 1626PP アンプでも全く音圧に不満は出ない。8Ω89dB の Tang Band と比べるとさすがに
  少し能率の低さを感じるかな。まあ振動板が重いことを考えると非常に頑張っているといえよう。
  耐入力も 30W もあることだし、パワーをある程度突っ込んだ方が良いのは確かだけど。

  癖のない音、といえばそれまでなのだが、このセグメントでこういうきれいな音がするユニットは却って
  個性的かもしれない。というわけなので、ふつーにおすすめです。ルックスも良いし。