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7.Yah! 様 (大阪府在住)

1)システム概要
 スピーカーユニット
  *PARC Audio: DCU-F131PP (ウーファーとして利用)
     自作のMDF製インナーバッフルに爪つきナットで
     見栄えも元とかわりません
  *Dayton Audio: ND20FB-04 (ツィータ)
     ガーニッシュを加工し、取り付け

 ネットワーク (LPF/HPFともに12dB/oct)
  *PARC Audio: DCP-C001-022 & 033
  *PARC Audio: DCP-FC001-220
  *その他(FOSTEXの空芯コイル、無名の空芯コイル、セメントコイル数個)
   12dB/oct で、クロス周波数は約7.5kHz

 アンプ:トヨタ社の純正オーディオ
 

2)使用時間
 DCU-F131PPは5ヶ月(といっても、週末のみ使用なので、たぶん100時間程度)
 コンデンサは2/20に完成のため、使用時間は数時間


3)使用感
 結論から申しますと、DCU-F131PPとPARCのコンデンサの組み合わせはすばらしいの一言に尽きます。
 低域から高音域まで、かなり好みの音に仕上がりました。いやぁ、インナーバッフルの製作など、
 かなり大変で、長い道のりでしたが、やって良かった。人にも勧められる逸品です。
 見た目もPARCって本当に物も思想もすばらしい。何時間でも聞いていたいと思える音を奏でてくれます。
  
 DCU-F131PPは手持ちのパーツで組上げた、自作ネットワークを介して、接続していました。
 はじめのうちは、ウッドコーンのような低音がなく、低音がさびしかったんですが、
 使っているうちにみるみる変わってきました。迫力の低音まではなかったんですが、
 リアリティーの高い中音域がすごく魅力的で、それまで使っていたものが、Poorに感じてしまいます。
 (前回のネットワークに問題もありましたが。)
   
 そして、ネットワークですが、ウーハ用のLPFのコンデンサをすべてDCP-C001に、
 ツィータ用のHPFのコンデンサをDCP-FC001に交換しました。結果、驚くような変化がありました。

 まず、低音の迫力が全く違います。
 それまでのフィルムコンデンサだったときの、何か上品な感じだけどなにかさびしい音とは大違いです。
 13cmユニット+箱が車のドアで穴ばっかりなので、重低音は無理ですが、部屋で聞くような、濃い分厚い
 音が出てきます。代表のブログにありましたが、まさかここまで違うとは予想外でした。

 次に高音ですが、女性ボーカルが甘く艶やかに歌ってくれます。それでいて、繊細さも失ってはいません。
 以前のフィルムコンデンサでは、クリアさはいいんですけど、なにか無機質で、少し耳につく感じで
 気に入らなかっただけに、大満足です。
 残念ながら、ネットワークの箱(昔のFocalのカーオーディオのネットワーク箱)の大きさの関係で、
 珪素鋼板コイルDCP-L001が試せてませんが、良いサイズの箱を見つけたらチャレンジしてみたいと考えています。
 (アンプも外観そのままで何とかしたい(笑))