17cmパルプコーン PARC-L11       
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1.tomton 様 (兵庫県在住)
 落ち着いてきましたのでユーザレポートさせていただきます。
当方はコンデンサー型一本槍でして通常の他のマニアの方の
参考にならないかと思いますが。
それと、私が感じたことだけで、音は基本的に表現できません。

1)システム構成
Parc-L11は500Hz以下の低域を受け持ち、中高域は静電型パネルに受け持たせています。
密閉箱のため出力音圧さえ合えばどんなユニットでもOKと、オリジナルの低域
ユニットのDaytonST210-8から次から次へと低域ユニットを交換していって、
たどり着いたのがL11です。

2)インプレッション
音の表現は苦手なんですが、インプレは、L11ではオーケストラはホール
の感じがよく出る。ふわーっと音が部屋に広がる。
人声は、通常のステレオ音ではなく、人がそこに歌っているように感じる。
バイオリンはきつい音は出さず、軽やかによく響くようになりました。
部屋の何処にいてもあまり差がなく音楽を楽しめます。
時として、神々しい音楽再現をし、心をうたれます。

では、オリジナルDaytonST210-8ではなぜいけないのかと言うと、
上下のユニットの性格が違い、繋がりが悪かったのではないでしょか。
ST210-8の振動板が重いポリラミネーテッドペーパーでしたので、
静電型パネルに対しては無理だったのでしょう。
L11になって軽くて反応のいい振動板になり静電型パネルに合うようになった
のとL11に歪感が無いのが幸いしていると思います。
低域ユニットL11と静電パネルがうまく合体しており、目の覚める音楽が部屋に
あふれます。

PARCさん、素晴らしいユニットを作ってくれて有難うございました。