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1.K.I 様 (岡山県在住)
1)システム概要
*スピーカ:DCU-171PP(17ウーハー)
:DCU-T115S(1インチソフトドームツゥイーター)
*ウーハーBOX:(バーチ合板+さくら突き板仕上げバスレフ
サイズは、DCK-171B相当です。)
*ツイータ―BOX:(カリン無垢板仕上げ)
*クロスオーバー:電流伝送式チャネルデバイダー(自作金田式)(3.2KHz、−6dB/OCT)
*アンプ:SiCパワーIVC(自作金田式アンプ)2台
2.使用感
スピーカの組み立て完了からまだ5日、1日2時間ほどの試聴のため、まだまだエージング中ですが、
現在使用している、JBL4344MK2やクレモナオーディターでは聞き取れなかった音まで聴こえるようになり、ビックリしています。
スピーカユニットの音離れの良さと、余分な響きを抑えたスピーカBOX、独立のツイータBOX(ウーハーとツイータ―との位置合わせ)などにより、
ピントの合った、シャープな音像が出来ます。
音質もJAZZのテナーやベースのリアル感が増し、録音の良いボーカルは正に、目の前で歌っているような再現性です。
豊かで、弾力感のある低音も魅力的です。
PARCスピーカは、エージングが進んでリアリティが増して来ましたので、2Fから1Fに移動し、仮の台に載せて聴いてみました。
1Fでは、今まで、音像感のある音の再生が難しく、部屋の残響特性に問題があるのでは?、と思っていましたが、
PARCスピーカでは、2F以上にリアリティのある音像が出来、実に楽しく聴くことが出来ました。
このリスニングルームを作って約1年になりますが、目の前で演奏しているような音を出したいと思っていろいろとやってきましたが、
PARCスピーカの製作により、ぐっと理想に近づいた感じです。
今までのスピーカ(JBL)では、音がスピーカにへばりついた感じで、スピーカの音を聴いている感じだったのですが、
PARCスピーカでは、実にあっさりと音が離れ、スピーカの存在が消えてしまいます。
ただ、スピーカの解像度が高く、細部まで再現できるため、アンプの音の違いがとても明確になってきました。
SiCアンプの1号機と2号機の音では、音に硬さが残ります。やはり、3号機相当のオールFET化が必要と思っています。
スピーカの開発状況は、下記のブログにも掲載しています。
スピーカ製作10(ウーハーBOX)
PARCスピーカの試聴(1F)