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こんばんは。今日は、先ずフェアで使用予定のRBOXの仕様について補足情報です。図面で見るとわりとすっきりした感じになると思っていたのですが、実際の現物はMDFの色の関係もあってか、ちょっと横太りぎみに見えます。ただピアノ塗装で黒になれば最終的にはもうちょっとスリムに見えてちょうどいいのではと勝手に想像しています。
今回MDFは天板と底板以外は30mmを使いましたが、先にお話したように組立後の寸法収縮は予想をはるかに超えるもので、やはりMDFは表面を削るとさらに湿度に対して敏感になるようです。
ただ意外だったのは、最初箱が届いてたたいた感じでは側面がかなりポコポコいっており、かなり補強桟を入れないとダメかなぁと思いましたが、音を出してみると嫌な箱鳴りというより、ゆったりと気持ちよく鳴ってくれるという感じで、やはりR形状がかなり効いているようです。
今日ピアノ塗装屋さんに確認したところ、順調に作業は進んでいるとのことで、何とか月末までには音出しが出来そうです。ピアノ塗装で寸法変化がどの程度収まるか、また箱の響きがどの程度変化するのか、いろいろと気になることはありますが、今は神に祈るのみです。(^^;
で肝心のユニットの方ですが、パーツ納期の関係で新エッジ材の検討サンプルは間に合いそうもありませんが、何とかデモに使えるレベルのものは間に合うかと思います。まぁ両ユニット共に、基本構成はほぼ固まったので、順調に行けば年内受注開始ができるのはと思っています。まぁこればかりは、フェアで皆さんから高評価をいただければとの前提ではありますが・・・・・。
いよいよフェアまで1ヶ月をきりました。他の出品社は既にデモでかける曲を検討されたりしているようで羨ましい限りですが、うちは月末から怒涛の1週間になりそうです。

この記事へのコメント
私は木工を専門にしている者ですが、私の住んでいる場所は日本海側で、そちらとは逆に一年を通して高湿な気候なので、MDFが膨らみます。
短期的には厚みのあるウレタン塗装などで対処できますが、しかし数年のスパンで見るとどんな塗装をしていてもやはり膨らみます。
日本でも最高レベルの高度な木工技術を持っていると言われる、浜松の某Y社さんの製品ですら、MDFを使った製品は10年も経てば接合部が必ず壊れます。
らいらいけん様
>そちらとは逆に一年を通して高湿な気候なので、MDFが膨らみます。
地域によって、変化の内容が変わるのはほんとやっかいですね。
>浜松の某Y社さんの製品ですら、MDFを使った製品は10年も経てば接合部が必ず壊れます。
Y社さんのものがどうかは詳しくありませんが、通常のMDFの箱であれば海外製をはじめ、うちにも古いモデルがありますが、接合部に問題が出ているものはないようです。やはり環境によるのでしょうかねぇ。
ただ今回のBOXはMDFのスキン部を削って、内部の面が全面出ているので、通常のBOXのように板をそのまま貼り合せたものよりはかなり条件が悪いように感じます。
PARC 様
二つほどご質問です。
一つめは、バッフルボード中央にウーファー、トゥイーターとバスレフポートは上下対称に見えますが、これまでの2way推奨箱とは少し流儀が違うようにも思われますが、何か別段の意図がおありなのでしょうか?
二つめは、この課達を薄板を貼り合わせ(曲げ木細工ですね)て所定の厚さを得た上で、上下面をリブとして形状を維持する、という格好でのエンクロージュアは、どういう傾向になるでしょう? MDFに少し厳しいところがあるとすれば、近所の木工所にそういう格好の発注をしてみようかな、とも考えているのですが。
まだ、アテがあってお話ししてるわけではないのですが、やはり興味津々なものですから。
まず最初に一般の建築用木材(スギ、ヒノキ、マツ等)の場合の話しです。
九州北部〜山陰地方〜能登半島にかけて、だいたい似たような気候なのですが、6〜7月の梅雨時期には、湿度が飽和状態(95%以上)がだいたい3週間続きます。その時、木材の厚さ方向の寸法が約1%増加します。
これが太平洋や瀬戸内地方では、だいたい0.3%程度の増加で済むのですが。
これがMDFになるともう少し増加割合が多いのですが、仮に寸法変化が1%とすれば、30センチの箱だと3mm動くことになります。
0.3%だと1mmの寸法変化ですから、接着剤の力でなんとか押さえ込むことは出来ても、3mmの寸法変化はどんな接着剤でも押さえ込む力はありません。よって接合部が口を開けるのです。
>ただ今回のBOXはMDFのスキン部を削って、内部の面が全面出ているので、
>通常のBOXのように板をそのまま貼り合せたものよりはかなり条件が悪いよう
>に感じます。
スキンとか、塗装もそうですが、寸法変化の時間をを遅らせる効果があるだけです。1年では大丈夫でも、2年、3年と梅雨が来れば、いずれは同じ寸法変化は起こります。
おお, 楽器みたいなフォルムですね.
これで内側の厚みが調整されてチューニング, となるわけですね.
素人考えですが, リアルウッドバージョンはどうでしょうか?
直径400mmぐらいの丸太を30mmでスライスして, 後はMDFと同じ加工をする, という感じです.
# くり貫いた内側の端材で, ちびっ子ウッド用のミニバージョンエンクロージャーが出来るかも.
門外漢ですが, 木の繊維が縦方向になるので, 横方向の収縮があまり起きないのではと思います.
ウッドポケットさんやドッグランさんとのコラボでどうでしょう?
(ザ・フラッグシップなモデルになると思いますが, おそらくエンクロージャー代でユニット代以上になるのと, 受注生産で納期がn年になりそうです…)
曲げ木加工のラウンドフォルムエンクロージャーですと、Wood Willさん(http://www.lcv.ne.jp/~woodwill/
)が制作されています。
標準エンクロージャー=曲げ木加工(合板)
積層ラウンドキット=輪切りのラウンド形状(合板)
そのた、山桜無垢材輪切り積層やハードメイプル輪切り積層タイプなど。
また、個人の方でも輪切り積層タイプを制作されている方もネットを検索すると結構います。
Wood Worksさん(個人の方)のHP
輪切り積層(http://www003.upp.so-net.ne.jp/tanaka/sp2/cab2.html)
その他、私がSP制作の際参考にした作品(http://www003.upp.so-net.ne.jp/tanaka/sp4/index.html
)
参考までに….。
ところで、このプロジェクトF用のボックスについては個別に受注を検討していただけるという事ですが、MDFをフィンランドバーチなどの合板や、その他の無垢材や集成材に変更することなども可能なのでしょうか?
GX333+25 様
>これまでの2way推奨箱とは少し流儀が違うようにも思われますが、何か別段の意図がおありなのでしょうか?
今回は寸法変化を防ぐため出来るだけ高さ方向を低くしたかったことと、内部にWF用の台座があるためシングルポートになりダクト内径がΦ67とかなり大きめで、苦労した結果です。
>薄板を貼り合わせ(曲げ木細工ですね)て所定の厚さを得た上で、上下面をリブとして形状を維持する、という格好でのエンクロージュアは、どういう傾向になるでしょう?
私自身もそれは経験したことが無いので、何とも言えないというのが正直なところです。ただ、MDF自体の音色は決して良くないので、おそらくその方が良くなるのではと推察します。
>
らいらいけん様
いろいろと貴重な情報ありがとうございました。
うちの室内環境ではさすがに湿度95%以上ということはないので、古いモデルでも問題が出てないだけかも知れませんね。
今回のデモ機がフェアの本番までヒビなど入らずに何とかもつことを心から願っています。
nhaka様
>これで内側の厚みが調整されてチューニング, となるわけですね.
はい一応そのようにしたつもりです。ただ実際のところNC加工でやるので、断面形状を何種類も作って比較検討するだけの時間的な余裕も無いので、1発勝負ではありますが。
>素人考えですが, リアルウッドバージョンはどうでしょうか?
無垢材はMDF以上にヒビや割れなどの変形が出るようで、通常のBOXでも皆さん苦労されているようです。私は木工のプロではないので何とも言えませんが、音は聴いてみたいですね。
>ウッドポケットさんやドッグランさんとのコラボでどうでしょう?
既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、今回も箱の組立はウッドポケットさんでお願いしています。やはりウッドポケットさんも、今回の寸法変化には驚かれていましたね。
ドッグランさんは無垢材の球体という最高難易度のものを製造されていますが、お話ではやはりヒビや割れなどで大変苦労されているようでした。
Y.Y 様
>曲げ木加工のラウンドフォルムエンクロージャーですと、Wood Willさんが制作されています。
これは私も知っています。なかなか力作ですね。価格もなかなかのようですが。
>個人の方でも輪切り積層タイプを制作されている方もネットを検索すると結構います。
これは私も知りませんでした。もうこれは素人レベルではないですね。凄いです。うちも頼みたいくらいです。でもせっかく凄くいい形状が出来ているのに、CFRPキャビネットの置き台のようになっているのはちょっともったいないような・・・・。
>MDFをフィンランドバーチなどの合板や、その他の無垢材や集成材に変更することなども可能なのでしょうか?
NC加工屋さんの話では、他の材料でも問題ないようです。
PARC 様
たいへんお答えしにくいところかとは思いましたが、ご回答、ありがとうございました。そういえば、無垢材は「あこがれの的」ではあるけれども、形状を維持するのは大変で、そのために薄く矧いで互い違いに貼り合わせて作っていく、という話を聞いたことが有馬氏たっけ。その方が大面積も稼ぎやすい、とか。そういえば、曲げ木細工のRといえば、かの2S-305のRが実に見事な作りでしたね。
しかし、やはりウーファーの支持には台座をお使いだったのですね。あれだけの大きさの磁気回路をバッフルに対して片持ち梁構造で支持するのはきつかろうと思っていました。
決算月でもありましたか、真空管オーディオフェアに新機種投入等々、暑さもまだまだという折、どうかお体にお気を付けて。
らいらいけん 様
湿度対策の重要性、目を見開かさせていただいてありがとうございます。
ただ、代表の話にもあるとおり、外装材ならともかく、室内が長期にわたって全域で95%以上の湿度に達するというのは、かなり極端な状態ではないかとおもいます。私の家など、安物の家具(MDFどころか、段ボール作りに近いような「板」でできてる)があふれていますが、幸か不幸か、そこまでひどいことになった経験はちょっとありません。
むしろ、注意すべきは、冬期の窓際や壁際で室内からの熱の流出に伴って、部屋の隅が先に露点に達して結露、材木が水を含む状態になる一方、室内に面した側では窓・壁における結露のため著しく乾燥して、その不均衡から不具合が生ずる方ではないでしょうか。
こんな状態になると、どんな高級木材でも破損の前にカビだらけと、乾燥によるひび割れの法が気になります。だから、部屋の隅に家具を廃置するときは、風通しに配慮するほか、和室の場合、畳の表替えなどのときに風通しして乾燥させてやる、といったことが昔から行われてきたのではないかと……スピーカーの場合、現在では部屋の隅にきっちりと寄せて、というのは避けるべきことという「常識」がありますので、らいらいけんさんのご指摘を念頭に置きつつ、十分配慮することで、むやみに銘木や高級材木の濫伐に手を貸すことがないようにできるのでは、と素人考えに思いますが、いかがなものでしょうか?
無垢材は、例えば古民家を解体する際に出てくる古材を利用できるといいかもしれませんね。
乾燥は十分すぎるぐらいできているでしょうし、先日TVで木は100年かけて強くなるって言ってましたので。
ただ、加工するにあたっては、相当堅く大変みたいでしたが。
あと、プロジェクトF用のボックスですが、まだ制作していないDCU-171W用のボックス用としてフィンランドバーチかロシアンバーチ材を用いて流用できたらと考えたりしています。
予算的に今は無理ですが、いつか相談をさせていただくかもしれません。その時はよろしくお願い致します。
イメージ的にはマジコのミニのようなものができるのではないかな?と想像したりしています。
ただ、このタイプはくりぬいた部分が大量に無駄になりますので、その活用を考慮しておかないともったいない気も致します。
GX333+25 さま
巷のユーザーさまがみなGX333+25さんのように、木製品に神経を使って取り扱ってくだされば、さほど問題が生じることもないのでしょうが、残念なことに今の日本ではそういう文化は滅んでしまいました。
木工を生業とする者でさえ、「ウチの木材は天然乾燥○○年やっているから、絶対狂いません。」などと平気な顔をして言う時代です。法隆寺の軒垂木は千年経ってもまだ動いてますよ。
木材の乾燥というものは、1ページやそこらで語ることができるような簡単なものではありません。ここは他人様のブログなので、外野同士で盛り上がるのも失礼だと思いますので、できればmixiへでも移動しませんか?
らいらいけん 様
私自身は、そんなに注意を払って木製品を取り扱っているわけではなく、昔から家でやってきたことをごくごく普通にやっているだけですが、割に物持ちは良い方ですね、言われてみれば。
しかし、ここにはスピーカー工作とその結果として出てくる音に対して、私よりも一家言も二家言もある方が大勢いらっしゃるし、せっかく代表が「掲示板」をもうけて下さっていますから、mixiといわず、ここの掲示板でいろいろと見識を披瀝していただけませんか? そうすると私もうれしいです(どうも、mixiとかSNSとか敷居が高くって……(^^ゞ)。
GX333+25様
>あれだけの大きさの磁気回路をバッフルに対して片持ち梁構造で支持するのはきつかろうと思っていました。
今回はコストの関係で量産のダイキャストフレームを流用しており、あの重い磁気回路をフレームの細いステーだけで支えるには無理があるので、台座を設置しています。ただ、これを完全に固定するかどうかは、かなり微妙なところもあり、まだ最終仕様は未定です。一応ユニットの背面部には固定用のタップ穴を設けるようにはしています。
Y.Y 様
>プロジェクトF用のボックスですが、まだ制作していないDCU-171W用のボックス用としてフィンランドバーチかロシアンバーチ材を用いて流用できたらと考えたりしています。
フレームは同じものを使っていますので、取り付け的には流用可能ですね。ただし、ダクトチューニングは変わりますので、できればダクトは交換可能なようにしておかれた方がよろしいかと・・・。
>ただ、このタイプはくりぬいた部分が大量に無駄になりますので、その活用を考慮しておかないともったいない気も致します。
そうですね。確かに省資源という観点からはちょっと問題があるかも知れません。(^^;
parc様;
御返信ありがとうございます.
>無垢材はMDF以上にヒビや割れなどの変形が出るようで、通常のBOXでも皆さん苦労されているようです。私は木工のプロではないので何とも言えませんが、音は聴いてみたいですね。
そうなんですか. 難しいんですね.
上でY.Yさんも書かれているように, リアルウッドにするなら集成材がベストなチョイスになるのでしょうか.
古材もロマンがありますね. ウィスキーの樽の箱を思い出しました. 10cmウッド用の箱ぐらいなら
やってみたいですね.
オーディオフェアではMDFバージョンを楽しみにしています.
らいらいけん 様:
木のプロの貴重な御意見をありがとうございます. 勉強になります.
教えて君ですいませんが, 日本海側の歴史的な建造物(お寺など)は, 伸び縮みマージンをそうとうとっているのでしょうか?
# それでハセヒロさんはコンクリートやアクリルで作っているのかなと. (違うって)
あまり関係ないですが, たまたま近所で祭りをやっていました. 大太鼓(径50cm以上)は木目を見るかぎり接合部が無いように見えたのですが, これってすごくぜいたくなことなのかなと.
多少曲がりが出たり, ヒビが入ってもメンテして100年使えるエンクロージャーが出来たらいいですね.
http://www.op316.com/kimura/behave4.htm
http://www.op316.com/kimura/ncycle.htm
nhaka様
> リアルウッドにするなら集成材がベストなチョイスになるのでしょうか.
素人の私の感想なのであてになりませんが、感覚的には少しましではないかと思います。違ってたらごめんなさい。
> ウィスキーの樽の箱を思い出しました.
これは大手メーカーでも製品化していましたね。私は経験が無いのでその差は知りませんが、個人的には興味がありますね。
>オーディオフェアではMDFバージョンを楽しみにしています.
何とかヒビなど入らずに無事音出しできることを祈っています。
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