P5


5.fukiage様 (茨城在住)

 1.使用システム

 *CDトランスポート CEC TL51X

 *DAC サンバレー MODEL2 

 *プリアンプ べるけさん設計 6DJ8 差動ラインプリアンプ

 *パワーアンプ 松並希活氏設計 EF37Aドライブ300Bシングル


 2.DCU-C171W用エンクロージャー

 *板厚21mm シナ合板 を使用した奨励エンクロージャー

 *ダクト FOSTEX P-49 試聴にて長さ90mmに決定

 *ネットワークDCP-N001 試聴にて 15μFのみ使用

 *吸音材 おのおの片面にフェルト使用

 *塗装 水性ウレタンニス3回塗り


 3.主な音楽ソース

  CD

 *クラシック管弦楽 60%

 *クラシック室内楽 30%

 *洋楽ポップス、ロック10%


 ちょうど一年頃前に代表と数回のメールの交換するなかで、17cmフルレンジ、コアキシャルの3種のうちで私が希望した、
 クラシック音楽を快く聴けるユニットはどれが適しているのかということでいろいろご意見をお聞きしました。
 ウッドコーンは音にツヤがあり、弦がうまく鳴ってくれるのではないかとの代表のご意見を参考にし、DCU-C171Wに決めました。

 近くのホームセンターに21mm厚のMDFがなかったためシナ合板を使用しました。
 エンクロージャーのエージングも含め使用後3カ月ぐらいしてようやく本領が発揮されてきました。
 300B特有のふくよかな中低音、繊細な高音がみごとに再現されて素晴らしいスピーカーになりました。
 クラシックの古い録音の中には音がキンキンして、乾いたツヤのないものがよくありますが、このスピーカーは
 倍音豊かな300Bと相まってそのような録音の欠点をうまくカバーしてくれています。
 録音の善し悪しを露呈するような鳴り方ではなく、もっと懐の深い味のある鳴り方と言えるのではないでしょうか。
 優秀録音はある程度うまく鳴って当たり前。欠点のある録音をいかにうまく鳴らせるか。
 その答えを見つけたような気がします。300BとDCU-C171Wは相性抜群だと思います。

 たまに聴くロックでは、ベースやバスドラも私の狭いリスニングスペースでは十分すぎるくらい鳴ってくれます。
 迫力も十分です。これでいままで使っていたF社製ユニットを使った20cm2wayとはおさらばということになりました。

 ドリームクリエーションのほかのユニットにも興味がありますが、今のところ部屋も狭いので現状で我慢です。
 子供たちも独立して部屋がもう少し自由に使えるようになった時に、20あるいは25cmのウッドコーンコアキシャルなんかが
 ラインナップされていると、大型システムにも挑戦したいなと考えております。
 需要の面からも無理かと思いますが、限定発売でもよいですから、代表お願いします。