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5.Y.Y 様 (埼玉県さいたま市在住)
 1)方式 : バスレフ
  BOXサイズ:推奨BOXの4.6Lと同じサイズ(バスレフダクトサイズも同じ)
  使用板材:フィンランドパーチ合板15_厚
  内部配線材:PARC Audio内部配線材
  SPターミナル&プレート:DAYTON AUDIO
  インシュレーター:K's Labオリジナル品(前回使用したものを流用)
  吸音材:PARC Audioウール吸音材
  ユニットもそのまま流用です。
 
 2)このたび、作り直していたDCU-F101W用BOXが完成いたしましたので、報告をさせていただきます。
  前回製作したDCU-F101W用BOXは音については満足していたのですが、やはり見た目が良くないため
  再度製作を行いました。

  昨日塗装が完了し、本日吸音材などの調整をして完成致しました。
  ユニットはエージング済みですが、内部配線材及びSPターミナルは新品ですので
  今後エージングが進むと音が多少変化すると思います。

  前回のBOXからの主な変更点は以下のとおりです。
 @板材:スーパーシナアピトン合板15_厚→フィンランドパーチ合板15_厚
 A吸音材:戸澤式レゾネーター→PARC Audioウール吸音材
 Bバスレフチューブ:TRITEC BRJ30を内側に貼付け→フンランドパーチ合板で角柱を作り使用
 C内部配線材:ウェスタン・エレクトリック16GA→PARC Audio内部配線材
 今回は、見た目を良く仕上げる!を目標に、板材のカットをお願いしたマキゾウさんに色々お願いし、
 「ユニットの落とし込み加工」、「SPターミナルプレートの落とし込み加工」もお願いしました。

 塗装については、木目を活かしたいので、透明ニスを使用した水性ニスの刷毛塗りによる鏡面仕上げです。
 使用した塗料は全てワシンの製品で、以下のとおりです。
 @木部着色:水性ポアーステイン黒(2回塗り)
 A中塗り:水性サンディングシーラー
 B上塗り:水性ウレタンニス透明クリアー

 @で着色後、Aを刷毛塗り→乾燥→刷毛塗り→乾燥→サンディングの工程を表面が平滑になるまで繰り返し
 ....20回ぐらいはやったでしょうか。
 最後にBを5回塗り重ねてから、耐水ペーパー#600・#800・#1,000・#2,000の順に水とぎ後、塗装面の状況を見ながら
 #2,000・#3,000・#4,000・#10,000の順にサンディングを行なった後に、自動車用にも使用されているというコンパウンド
 3Mウルトラフィニッシ82876超極細目で仕上げました。
 刷毛塗りの跡を完全に消す事ができず、完全な鏡面仕上げとはいきませんでしたが、画像の様に写りこんだ文字
 (ミニカーの台に使用したDCU-F121Wの箱)も確認できるぐらいに仕上がりました。

 そして、肝心の音ですが、「いつまでも聴いていたいと思う様な心地良い音」です。
 これは、昔見たオーディオ雑誌のコンパクトスピーカー特集でハーベスHL-Compact7に対する評価を引用したものですが、
 この言葉どおり心地良い音がします。
 改めてこのユニットは良いユニットだと思いました。これからも大事に永く使っていこうと思います。

 
           写真1                                写真2

      
           写真3