8cmウッドコーン DCU-F104W  

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2.K.T様(東京都在住)

1) 出会い
 5年以上憧れていた、念願のアルニコスピーカーです。
 出来合いの新品アルニコSPを探していましたが、数える程しかなく、高価でした。
 そこで御社の青パークに出会いました。


2) 製作
 予算はありませんので、如何に安く良い(癒し)音を出すか考えました。
 円形平面バッフルにチャレンジすると決めましたが、
 板を無垢材にするか、合板にするか、迷いました。

 コストを考えなければ、コーンと同じサペリマホガニーの無垢材なら
 比重が同じなので極上の音が出るのではと、夢を観ましたが、諦めました。
 フィンランドバーチの積層合板も少しきついです。
 シナ積層合板(厚30)にすることで予算内です。

 仕上に、含浸オイルナチュラルカラーを塗ってもらいました。

 ユニットは秋葉原のK無線で購入し、
 バッフル製作取付を御徒町のAMに依頼しました。


3) 設置&感想
 板厚を30mmにすることで、ユニット後部を背面の製図板に接触させずに
 2点支持を実現できたのは、うれしい誤算でした。
 ずっこけ防止を兼ねて、下部接地面にブチルゴムを噛ませています。

 音質は、まだ1週間たっていませんが、和食に例えますと、
 出汁のグルタミン酸が増した感じがします。
 良い音であり、好きな音です。

 エージングは100H〜半年位掛かるかも知れません。
 成長を見守っていきたいと思います。楽しみです。

 アンプは春Mの基盤無し手配線で、SPケーブルは、紙皮膜ビンテージ錫メッキ線です。


4) その他
 僕は、安くてうまい牛丼オーディオ が好きです。
 このように素晴らしいユニットに感謝です。
 御馳走様です。合掌


5) 内部配線等&感想その2
 内部配線&はんだ は重要です。
 紙皮膜シルク入りビンテージ錫メッキ単線と
 銀入り半田 を選んでもらいました。

 昔ながらの ・ ビンテージ ・ 何々入り半田 等色々ありますが、
 好きな味に近い音のする、食材をチョイスするのが良いかもしれません。
 今回は共に、未開拓の材料でした。

 青パークのエージング12日目(50h〜60h位でしょうか)を迎えました。
 耳がぽっぽぽっぽしてきました。よろこんでいるのだと思います。
 青パーク円形平面バッフルフルレンジ と 楕円フルレンジ を
 直列で2つ鳴らしています。

 僕の音楽療法に、効果絶大です。
 素敵な宝物を、ありがとうございます。