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23.S.N様(東京都在住)

パークのウッドコーンは実は発売開始ともに購入しました。

ハセヒロのバックロードに入れてTV用に使っていたのですが、アナウンサーの声とかものすごく聞きやすく、
この組み合わせは悪くないとおもっていたのですが、引越しの際に、友人に預かってもらい、
本格的にオーディオとして使用したところ、JAZZのベースになんとなく違和感を感じて、
その友人と共に、箱をつくってみようということになりました。

コイズミ無線で、他のお客さんと雑談をしている時に「パークのユニットって、悔しいけど、
パークの標準箱で鳴らすのが一番いいんだよね」というアドバイスを受けて、
HPから標準箱の図面を落としてみたのですが、
すこし冒険をしようと、2種ある標準箱の中間のサイズでつくってみました。


最初はバスレフにするつもりだったのですが、ポートをどうするか悩んだのですが、
ここは一度、密閉でやってみようと、

失敗覚悟で安いコンパネを切り出して箱をつくりました。
低音がどうしても足りなければ、後から自在鋸であなをあければいいしと・・・・・・・・・

コンパネをビスで止めて仮箱をつくり、音をだしてみると、バックロードで感じていた違和感はなく、
若干低音のボリュームは足りないかもしれないけど、市販スピーカーには無いたのしい音が飛び出してきました。

そのままでは、箱鳴りがしたので、角材を使い補強をし、コルクや硬質フェルトを側面等に貼り、
吸音材をいれると低域もキレがあり申し分ない感じになったので、ボンドできちんと接合し、
表面は4mmのシナ合版を貼り、ルーターで切り落として整形しました。


この、4mmのシナを貼ったのが良かったのか、コンパネだけの時とはまるで別箱のように
音が前に前に飛び出してきて、友人と「これが、パークの実力なのか・・・・・」と感動しました。

その後、このスピーカーは友人の職場に天井吊りでセットされています。
職場は、歯科診療所なのですが、不快な歯の治療をしていてもBGMが耳に飛び込んできて
素晴らしい音楽が聞けます。

そいつは、BGMにJAZZをかけているのですが、おかげでかかっている音楽の質問や
スピーカーの問い合わせがあるとの事です。

管楽器の音が特にリアルで、フルートの音の出方や、サックスのブレス感が
治療をうけていても感じられるのはものすごい事だと思います。

パークのウッドコーンを最初に見たのは、ハセヒロさんが日本橋でやっている視聴会でした。
まだ発売されていなくて、カットモデルが展示してあったのですが、それを見た瞬間、
うまれて初めてユニットにときめいて、コイズミ無線に予約しました。

以来、パークのユニットが好きで、友人たちにお勧めしています。音離れが良いというよりも、
リアリティがすごく高く、上にも書きましたが、人の声の再現性、管楽器のリードの音、
空気がでていく感じが本当にすごいと思っています。

最近、仲間内ではパルプの評価がうなぎのぼりですね。

僕の部屋、すごく狭いのと子供がいるので、なかなか工作ができないのですが、去年から新作ラッシュで、
10センチなんてどれも欲しくなってしまう、どうしてくれるんだとw