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8.黒ブタ 様 (九州地区在住)
                    
 1)BOX仕様                   
  ハセヒロMM-151S

 2)使用 : 2008年4月から
        ウッドコーンご使用に至るまでの経緯は、こちらをご覧ください
 
 3)今年の春、初めてのA&Vフェスタに行ってみました。年明けからキット屋さんやハセヒロさんで話題に
  なっていたウッドコーンの音に興味があったからです。その時はよもやメイン使用のユニットになろうなどとは
  夢にも思っていませんでした。ALTECのブリリアントなサウンドが好きな私は「聴き疲れしない」「痛くない」
  イコール丸くて大人しい音色だと思ってましたから。
  でもまあ遊びでギターやベースを触ることのある自分としては「木の音色ってどんなもんだろ?」と
  少なからぬ興味を持ってた訳です。

  で、いよいよ会場到着。わざと他のブースをぐるぐる回り、ハセヒロの社長さんと久々の対面&いろいろトーク。
  その中でも一番気になったのは新型RR-10。ハセヒロサイトの写真が変わっていたのもいち早く気付いてましたよ。^^ 
  で、肝心なサウンドですが「うわさの通り分厚い低域! そして意外に高域もしっかり出ていて解像度も高い!! 」
  はやる気持ちを抑えつつ(別に抑えなくてもいいんですケドね.. 笑)、 すぐ横のPARC AUDIOのブースへ向かいます。

  そこで聴いたのは散々あちこちで皆さんから絶賛されたF101WとF121W。やはり低域と高域が高次元でバランスが取れ、
  「聴き疲れしない、はホントか!?」と思うほどの解像度の高さ。
  他のお客さんの迷惑も顧みずしつこい試聴とその後での社長さんとのトーク。
  そこで早速私名物の駄耳宣言。でもその駄耳でも明らかに他のユニットとの違いは分かりました。

  今春は引っ越しの可能性があったのですが、結局引っ越しなしとなったのを待ってF131Wとそれ用のバッフル板購入。
  早速MM-151SにF131Wをマウントして聴き込んでみます。
  私の感想ではエージング初期からかなりいい音が出ていてあまりその後の変化も感じませんでした。
  鹿児島の暖かい気候で勝手にウッドコーンの堅さが取れてしまった??のかは不明です。
  それ以来、ウソのように音楽を聴く時間が増えました。何かをしながらでなく、ただ曲を聴く。
  寝る時も小さな音量でジャズをかけっ放す。昼間はちょっと音量を上げてホーンから出てくる低音を堪能する。
  昼間はエレキットTU-879で楽しんでいますが、真空管の徹夜はどうかと思い、寝る時用にエレキットのNT-10という
  ICアンプの基板を使ってミニステレオアンプを製作。音の厚みはありませんが小音量BGMには十分です。それに省エネですし。

  人によって諸説ありますが、私にとってはF131WにはMM-151Sの小さめのボディ(小さめの容積の空気室)から出てくる低音がお気に入りです。
  ただ、吸音材ゼロでしかも音道にアルミテープを貼っている現状はF131Wには度が過ぎているかもしれません。
  他の人に聴かせれば「痛い」かも。でも折角苦労して貼ったアルミテープ、まだ剥がしてないんですよねー。気が向いたら剥がします。(笑)
  兎に角、「サブシステムとして」という注釈が要らない程に十分楽しめるだけでなく、ようやくMM-151Sの良きパートナーが見つかった、
  という満足感も得られています。「ウッドコーンはバスレフ向けじゃないの?」という方が手軽に試してみるのにも適したベストパートナーかと思いますよ。