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1.K林 様 (千葉市在住)
 1)システム概要
  TW: PARC Audio DCU-T112A 
     密閉Box:自作(MDF15mm)、内容積=1.6L
     吸音材=PARC Audioウール

  Mid: Vifa TG9FD-10-04  
      バスレフBox:MAKIZOU  M8BS 、内容積=1.6L
      ポート=100mm x10mm(角)、奥行き100mm
      吸音材=PARC Audioウール

  WF: PARC Audio DCU-F151W
      バックロードBox:ハセヒロMM-161
      吸音材=戸澤式レゾネーター、PARC Audioウール

 2)使用 : 2008年4月中旬〜

 3)初めは、ハセヒロMM-161にF131Wを入れ、FostexのSTで高域を付加していたのですが、代表からウー
  ハーとして使うには口径の大きいものの方が絶対よく、F131Wはフルレンジで使うことを勧められました。
  同時にSTももの足りなかったので変えることとし、T112A(T111Sとで迷いましたが、ウッドコーンが優しい
  音であり、ツイーターはメリハリを利かせたいためT112Aを選択)とF151Wを一緒に導入しました。
 
  スコーカーとして、しばらくF101W(リビングで使用中)を使っていたのですが、Boxの外観を整えたくて、
  Vifa8cmを買い求めてMAKIZOUキットで作りました。マルチアンプ駆動ですのでクロス設定と各域の
  バランスが肝ですが、ビギナーで且つ財布の制約から、ベリンガーのチャンデバとデジタルアンプ2台
  +デノンPMA-390AEとで安く組み、クロス500Hz、3500Hzとしています。

  まず、低域のF151Wですが、BHの効果もあるのか、RAで測定すると40Hzまでは十分出ており、
  ヤマハのSWよりもしっかり聴こえます。T112Aはものすごくよく、高域は極めて硬い木を鳴らした
  とき出る金属的でありながら芯が通ってすっきりした音であり、繊細で且つ上滑りしない音に感じます。


 ここから追加レポートです。

 上記の通り「DCU-151W」をハセヒロボックスに、「DCU-T112A」は自作ボックスに入れ、
 上下に重ねた2Wayをリビングにおきバイアンプで聞いていますが、低域とスケール感の更なる改善のため、
 4月にウッドポケット様に「DCU-151W(16L)推奨箱(ロシアンバーチ)」製作を依頼いたしました。

 昨日ボックスが到着しましたので、早速ユニットを取り付け、取り敢えず現位置に据え付けました。

 30分程経過して出音が変わり、高域から低域の伸びと透明感(清涼感)が際立ってきて、
 小生の他SPシステムとは一線を画すスケールの大きな音場になることは確実であり、
 出費の甲斐があったとほっとしております。

 社長様のブログにあった通り、同じ箱のキットでも、アマチュアが組み立てたものとプロが組み立てたものとの違いを
 身をもって感じましたし、今回、改めてSPの奥深さを痛感いたしました。

PARC Audioの汎用ネットワークボードを用いた最新情報はこちらをご覧ください。