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2.M.Y様 (静岡県静岡市在住)
1)システム概要
外寸:220×160×200 容量約4.2ℓ(背面バスレフφ49×80:調整中)
材質:ブラックチェリー無垢材 15mm(オイル塗装:アウロ社の自然塗料)
フルレンジ:PE-101A(PIONEER)
ツゥイーター:DCU-T114S(PARC Audio)
ローカット:フィルムコンデンサー[0.47μF] DCP-FC001-047(PARC Audio)
2)経緯
以前、ウーハーDCU-151WとリングトゥィターDCU-T113Sの2wayスピーカーを製作し
視聴レポートをユーザーコーナーで紹介して頂きました。
そのスピーカーも完成から2年以上経ち、低域の安定感と高域の伸びが増して、
より一層聞きやすくなったと感じています。
実はそのスピーカーを製作する以前、10代の頃オーディオ店で視聴し感動した
スピーカーユニット「パイオニアPE-101」復刻版PE-101Aが販売されると知り、
衝動買いをしてメーカー推奨BOXを作り音楽鑑賞をしていました。
このPE-101Aもなかなか良い音で、特に中域の音は気に入っていましたが、
製作したBOXがあまり気に入らず、将来7畳ほどの部屋のテーブルに置ける小さな
小型スピーカーとして新たにBOXを製作したくなりました。
PE-101Aだけでも特に不満は無かったのですが、以前の製作経験からトゥィターを
追加したくなり、小さな箱に入りPE-101Aと同じ音圧レベル(90dB)のものを探し
DCU-T114Sを購入しました。
接続はPE-101Aも結構高域まで伸びているので、8000Hz付近から6dBローカットしました。
3)感想
視聴の感想ですが「トゥィターから音が出ているぞ」といった強調されることもなく
自然に高域が伸びていると感じました。
あまりに自然なのでDCU-T114Sを一度外しフルレンジ単体と比較すると、
明らかに音全体の解像度が違うことに驚かされました。
特に、女性ボーカルの声質やアコーステックギターの弦の擦れ音、パーカッションやドラムの
臨場感や余韻など今まで意識しなかった音が立体的に聞こえてくるようになり、
高域がしっかり伸びたことで音全体の爽やかさが増しているように感じました。
以前導入したリングトゥィターDCU-T113Sは、ある程度の口径のウーハーと組み合わせ
2wayや3wayスピーカーにすると真価を発揮すると思いますが、
DCU-T114Sはフルレンジにプラスアルファするのがベストマッチかなと感じています。