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1.F様 (群馬県前橋市在住)
1)使用機器
スピーカ-ユニット:JBL CONTROL 321C (30Cmコアキシャル)
ボックス :自作箱(約100L)
CDプレーヤー :CEC TL5100Z
プリアンプ :パラビッチーニ EAR834L
メインアンプ :VP mini300MkU(キット屋)
CONTROL 321C はコンプレッションドライバー付の同軸2ウェイですが、高域は16KHzまでで、
聴いてみるとヴァイオリンの高域が少し弱いように感じたのでスーパートィーターT90Aを載せていました。
その結果高域が伸び音全体がくっきりシャープな感じになりました。
しかし音場感はあまり変わった感じはありませんでした。
それで高音を少し柔らかい感じにしたくて、T114Sに置換えました。
2月18日音出しでまだエージングは進んでいませんが、9日間毎日鳴らしてきての感想です。
2)感想
*変化の1
高音のみならず音全体が柔らかい響きを伴って少しふっくらとしました。
と言って音がぼけたわけではありません。
五嶋みどりの「アンコール」はややもすると高音がきつく聴こえるのですが
そのきつさが弱まりとても聴きやすく艶のある音になりました。
*変化の2
音場の広がりが豊かになり、特に奥行き感が良くなりました。
エリック・クラプトンの tears in heaven のボーカルがバックの中に埋もれず
きちんと聴こえます。
*変化の3
低音も良くなりました。
チェロアンサンブル・サイトウの演奏するトッカータとフーガニ短調の音も
しっかり団子にならずに聴こえます。
T90Aと比べてどちらが良いかというのは聴く人の好みだと思いますが、
私にはT114Sの柔らか味と厚みそして艶のある音が好みです。
特にヴォーカル、弦楽合奏、ピアノなどは本当に良くなりました。
しかしフルオーケストラを聴くと今のところどちらが良いかまだ判断に迷ってます。
ネットワークの知識がないので、今は1.5μFのコンデンサーを一個とアッテネーターを
つけた簡単なものですので、スーパートィーター的な使い方になっているのではないかと思います。
それにしても音の変化は大きいものがありとても良かったと思っています。
もっとオーディオに詳しい方の使いこなし方などをお聞きすれば勉強になりますので
いろいろ感想をお聞かせ願えれば幸いです、よろしくお願いいたします。