こんばんは。
今日は「良い音とは」についてお話したいと思います。これは基本ではあるものの非常に重いテーマであり、簡単にこれですよなどと一言で話することは難しいのですが、私がスピーカーにかかわってからの30数年の間で経験したことを少しご紹介しながら、私が音に対してどのような思いでスピーカーを設計するようになったかをお分かりいただければと思います。この業界には「俺の耳は黄金の耳」とか、「音は俺に任せろ」というようなスーパーマンがいらっしゃいますが、私はいまだに迷える羊であり、やればやるほど音の世界の奥深さに驚いている凡人で、1回でまとめるのはしんどいので、数回に分けてお話ししますね。
私がこの世界に入ったのは昭和53年(’78年)ですから、もうずいぶん昔のことです。この当時オーディオ業界は非常に活況で、今はなきシスコン(システムコンポーネント)と言われた大型のステレオセットがものすごく売れていた時代でした。今はこれが小型化してミニコン(ミニコンポーネント)となっていますね。で当時の私はというと、オーディオに興味があったものの、音に関して自分として確固たる信念があったわけではなく、入社当時良い音ってどんなものだろう?という疑問をずっと感じていました。もちろん、自分の好きな音はありましたが、プロとしての良い音とは別だと思っていましたのです。ただ私がラッキーだったのは、プロとして最初に仕事を始めたビクターという会社が音に対して非常に真面目で、また音に対してのポリシーが非常にクリアだったということです。
私がスピーカーの設計部署に配属されて、職場の上司や先輩に「良い音ってどんなものですか?」との質問に対しての答えは異口同音にほぼ一致していました。 「音は三角形であるべし。」 この三角形というのは、音のバランスを示したもの(三角形の上が高域、底辺が低域を示しています)で、音の中で一番重要なものは音の基本である中低域~低域であるということを言っています。これと反対に逆三角形の音が俗に言うハイバランスな音つまり高域がやかましい音という感じですね。特性はフラットであるべきという観点で言えば、三角形ではなく長方形ではと思われる方がいるかも知れませんが、これは単純な特性とかを言っているのではなく、音を聴く時にどこに重点を置いてやるかということなのです。今の私の音に対しての基本は、この当時の経験が大きく影響していることは間違いありません。ちなみに、誰に聞いても同じ答えが返ってくるっていうことはほんとすごいことなのです。ソニーでも入社後、上司に「ソニーの音はどんな音ですか?」って聞いたら、「それはあなたが作ってください」と言われ、腰砕けになったことを覚えています。まぁこの辺の話は次回ということにします。
話を戻すと、当時の私にはいきなり三角形の音と言われてもぼんやりとしかイメージがつかめず、もっと具体的なお手本の音が欲しかったのですが、それに対する答えは「ユニットの音を勉強したいなら、アルテックの604Eを聴きなさい」とのこと。この604Eとは38cmのコアキシャルモデルで、Eは既に当時生産完了となっており、604-8Gが販売されていました。でも先輩に言わせると、604-8Gではだめ、中古でいいから604Eを探しなさいと。であわてて秋葉に行ったり、中古の販売店に聴いたりしたのですが、当時は今と違ってインターネットで検索なんていう便利なものはなく、結局自分で購入することは出来なかったのです。でも何とか音を聴くことはでき、強く印象に残ったことは、その中低域(特に声)の厚さ。まぁ当時の国産のスピーカーでなかなかそのような音を出しているものは少なかったような気がします。
当時のビクターはかなり基礎的な開発までずいぶん力を入れており、JBL等の往年の名機といわれるユニットを解析して、何が効いているのかといったようなことを結構時間と金をかけてやっていましたので、いろんな名機を比較試聴していたベテランエンジニアがいて、よく私にその辺の話をしてくれました。その中で特に印象的だったのは、「いろんなメーカーのモデルを聴いて感じるのは、いいユニットに共通しているのは音の基本である中低域がしっかりしていること。そこがダメなユニットは基本的に使えない。」ということ。この辺の話をする時によくお腹をたたいて、「ここが出ないとダメなんだよ」と。声が上(うわ)ずる とか、あごが上がったように聴こえる(これらは悪い意味)とかの独特の表現も、新人の私には非常に分かりやすかったものでした。
まぁ正直なところ、ビクター在籍の4年ちょっとの間で良い音とはこれだ、という確信が持てるところまではいかなかったですが、自分の中での音の方向のようなものはつかめたかなぁという感じです。まぁこれがソニーに移ってからしばらくの間放浪の旅となってしまうのは、次回にお話しましょう。
では今日はこの辺で。

この記事へのコメント
Unknown
「良い音」ですか、これはなかなか大変なテーマですねぇ。話的には冨家さんの「音の履歴書」になるのかなと思いますが、続きを楽しみにしています。
#自分は「良い音」どころか、「おかしくない音」に辿り着くのも一苦労(どころじゃないかな)しています(^^;)。初めての2wayですが、二つのユニットの音を組み合わせるのに七転八倒で、何回もちゃぶ台をひっくり返すハメに。
Unknown
PARC 様
やはり604が出てきましたか。残念ながら604Eは聞いたことがありませんが、EV製ではない604(-8Hだったと思います。マルチ・セルラ・ホーンではなかった、と記憶しています)が入ったValenciaを聞いたことがあります。たしかに充実した中低域が特徴でしたが、元祖604の開発チームにJames B. Lansingさんがいたというのに、どうしてああも違ってしまったのか、JBLにはあの独特の渋みと湿り気を帯びた音はないんだけどなぁ、と思ったことがあります(もちろん、すべてを聞いたわけではありませんし、オーナーとして聞き込んだわけでもありません)。
とはいえ、いかんせん大きすぎます。あれはアメリカの大きな家の大らかな空気の中でこそ生きるもので、少なくとも拙宅には無理です。
ふと「奥様は魔女」に出てくるような家を思い出し、あんな家に憧れた子ども時代を懐かしく思いますが、もはやああいったライフ・スタイルが許される地代ではなくなったという感慨もあります。
音の重心
私も師から仕事と言うのはやればやるほど、(上が見えてくるので)苦しくなるのは当たり前!それを耐えて、やり抜くのが本当の人間だ!とよく言われてました。
若い頃は自分が伸びてるのが実感出来るのですが歳をとると昔の経験を応用しながら先へ進まなければならないのでますます苦しくなったりします。
音は三角形!PARCの音はすでにそうなってるので普通に組めば美音でなってくれるので大変楽なのですが、さらなる音質向上のアイデアは?とか寝ながら考えています。
要は予算で十分にあれば色々試せるんですけどね。
ブログの次回も楽しみにしています。
追伸
私が音に興味を持ったのは、ルネッサンス期~バロック期の音楽に興味を持つたのが始まりで、リュートの音が特に好きでした。
それで、ビクターのSXシリーズをつかっていたのですが少し不満でしたので後継機に変えたのですが、あまりに音が悲惨だったので、お客様サービスに連絡したところ、逆に説教されました。
ビクターの人はプライドが凄いです。
それで御社の10cmウッドコーンに替えたのですが
PARCの音はとりあえず3倍凄い美音です。
ビクターの製品は後部バスレフでマルチで過く凝った製品だったのですがなんでこんなに差があるのか解りません?
代表にビクターの批判は出来ないと思いますが!
良くないもんは良くなかったりします。
最近エンクロジャーの素材に興味があります、機会がありましたらGー10といいますガラス繊維をエポキシ樹脂で固めた板で試したみたいです。
では失礼いたします。
Unknown
keik様
>「良い音」ですか、これはなかなか大変なテーマですねぇ。
はい、ちょっと大げさなテーマにし過ぎたかなぁと反省しています。(^^;
まぁご指摘のように私の音の履歴書と思って気楽にお楽しみください。
>初めての2wayですが、二つのユニットの音を組み合わせるのに七転八倒で、何回もちゃぶ台をひっくり返すハメに。
初めての2wayでPARCの中では一番やんちゃ坊主の13cmケブラーを使い、さらに超個性的なキャビネットとの組み合わせといい、とても初心者とは思えません。私もブログいつも楽しみにしていますよ。頑張ってください。
Unknown
GX333+25様
>とはいえ、いかんせん大きすぎます。
そうですね。一般の家庭のことを考えるとやはり17cmくらいが使いやすいかと思います。ただ、大口径ユニットでないと絶対に出せない音の世界があることも事実で、なかなか難しいところです。
Unknown
I..Y様
>音は三角形!PARCの音はすでにそうなってるので
ありがとうございます。まだまだ不十分なところもありますが、今後ともそうなるように頑張ります。
>ビクターの製品は後部バスレフでマルチで過く凝った製品だったのですがなんでこんなに差があるのか解りません?代表にビクターの批判は出来ないと思いますが!
ご指摘のモデルを聴いたことがないので何とも言えませんが、今のスピーカー業界の中では非常に真面目に取り組んでいる数少ないメーカーの1社だと思います。ただ音の好みはいろいろなので、そのモデルはI..Y様のお好みには合わなかったのかも知れませんね。
Unknown
とあるところで、「音速が340m/sである以上、15インチユニットでなければ出せない世界がある」という説明もありました。ALTEC LANSINGが事実上消滅した現在も、バラッドから604-8HIIをうたうユニットでアルティックモニターが出ています。Valenciaよりは少し小振りになりましたが、それでも小型冷蔵庫くらいの大きさと80万円に達する価格では、ちょっと手が出そうにありません。
ただ、DCS-W3を試聴したときに、あの小振りなエンクロージュアにもかかわらず、サイズを超えるスケール感に、「完全ブラインドテストを行えば、ずっと大型のシステムと思いこむ人もでるかもしれない」と思ったとき、「どこの大型システムか?」と問われたら、ALTECのもう少し小振りのモニターかな、という思いがよぎったことを思い出します。
その観察が正しいとすれば、まさしく「生意気な音を出すスピーカー」ということになりますね。
Unknown
15インチユニットは、エンクロージャーの穴開け作業だけでもしんどうそうだなー^^;
やろうとするとPA用のウーハーつかうぐらいでしょうか。
まあ、映画の爆音とか要求しない限り、私は17cmユニットで十分すぎるのですが。
性能はPPで楽しんだので、ウッドの音を楽しんでみたいですね。8cmや10cmで小型スピーカーつくってみたい。
だれか、小型ダブルバスレフ設計してる人とかいないかな。
Unknown
ところで、ちょっと話は変わりますが、
社長がTA-F555ESRを使われているということでググってみました。
うお、24kgですか。
重いのがいやで自作の軽いアンプにしたのですが、もう一度重いアンプの音も聴いてみたいですね。
壊れた場合、メンテうけてくれる業者とかあるのかなー?
Unknown
GX333+25様
>その観察が正しいとすれば、まさしく「生意気な音を出すスピーカー」ということになりますね。
最高のご評価ありがとうございます。あとは価格ですかねぇ。
Unknown
倉田様
>性能はPPで楽しんだので、ウッドの音を楽しんでみたいですね。8cmや10cmで小型スピーカーつくってみたい。
是非是非トライしてみてください。PPとはまた違った世界がありますよ~。
スピーカーの口径
この世界に入られたのが78年と言えば、私が中学生の頃であり、パイオニアやソニーなどのシステムコンポにあこがれていました。当時のスピーカーは、30cmや38cmのウーファーを持った3ウェイなどが多かったですが、考えてみると最近大口径のスピーカーと言うのは少ないような気がします。これは再生装置自体が小型化しているからでしょうか、それとも小さい口径でも充分な低音が出せるようになったからなのでしょうか。昔ソニーのSS-G7と言うスピーカーがあってあこがれていましたが、中学生の分際ではとても手が出る物ではなく、憧れで終わってしまいました。
Unknown
HK様
>これは再生装置自体が小型化しているからでしょうか、それとも小さい口径でも充分な低音が出せるようになったからなのでしょうか。
スピーカーの低域再生について当時と比べて画期的に技術革新があったかというと、はなはだ疑問です。高域に関してはダイヤモンドやベリリウム等いろいろな新素材が開発されレンジは広がったと思いますが、低域について小口径で38cmと同等の再生ができるようになったわけではなく、コーン紙に関しては逆に当時に比べて今は悪化しています。例えばソニーのG7は、当時自社開発との話だったと記憶していますが、実際はJBL等と同じ米国ホーレー社製を使用していたと思います。あの当時のコーン紙は本当に最高でしたが、もうパルプ原料が入手不可能なので、いくら作りたくても作れないのが実状です。この辺の話は、また機会をみてブログで紹介しますね。
本当に小口径で大口径スピーカーと同じ音が出せるならとっくに市場から大口径ユニットは無くなっているはずですが、今でもしっかりと残っています。ちなみにプロ用ユニット(特に映画館)では今でも38cmが主流です。
まぁ一般家庭でそこまでの性能は必要無いという考え方もありますが、同じ低域を出すにも小口径ユニットはいっぱい動かなければならないので、余裕度という点でも不利ですね。
ちなみに私自身は、8cmで20Hzを再生するというようなことにはあまり意味を感じません。いくら頑張っても8cmで出す20Hzと、38cmで出す20Hzでは全く次元が違いますから。
車で例えると、日本は最高速が100kmでリッターカーでも十分OKだから大きい排気量の車はいらないというのと同じ感じですね。
Unknown
現実的な大きさのユニットっていくらぐらいでしょうかね?
私は自由錐でしか穴を開ける気にならないので、30cmが限界かなあ^^;
まあ、置き場所と2WAYで済まそうと思ったら20cmが実用的かな。
好みの音
「音は三角形であるべし。」
代表の言われた、良い音の基本は中低域、私もそう思いながら毎日音楽を、小音量で聴いています、たまに大きい音で聞くとバランスが崩れうるさく聞こえます
小音量で聞く時は、中高域が明朗で、各セクションの定位感を確認しながら、見通しの良い音を楽しんでいます。
しかしそのバランスで、大きな音にすると高域がやかましく、長時間聞いていられません、やはり大きな音で聞くには、大きな口径のスピーカーがほしくなるのでは無いのでしょうか。
私は夜間10cmのウッドコーンをシングルアンプで、良い音を気持ちよく聞いています。
昼間は、17㎝パルプコーンをプッシュブルで、良い音を感動しながら、エキサイトしています。
聞く環境によって良い音(好みの音)は変化するのでは?。
Unknown
倉田様
>まあ、置き場所と2WAYで済まそうと思ったら20cmが実用的かな。
ちょっと話がそれますが、コーン紙メーカーに行くと業界でどのような振動板が使われているのか、また使われていたのかということがよく分かります。私はよくキープサンプル置き場に行き、今までどのようなものが流れていたのかをチェックしますが、口径で言えばロクハン(6.5インチつまり16~17cm)や8インチ(20cm)は定番で、なぜか10インチ(25cm)は鬼門的に少なく、12インチ(30cm)、15インチ(38cm)がまた多くあるといった感じでしょうか。設計の経験でも、25cmは結構バランス取りが難しかったりします。
これらの中で一般家庭での使用で言えば、やはり16cm~20cmくらいが一番バランスが取りやすいのではと思います。
Unknown
K村様
>たまに大きい音で聞くとバランスが崩れうるさく聞こえます
一般的に言って、多かれ少なかれスピーカーはある音量を超えるとやはりブレイクしてそのような音になることが多いですね。でもPARC Audioのユニットは出来るだけそのようなことが起きにくいように心がけてはいるのですが、平常時が非常に聴きやすいだけにブレークポイントが目立ちやすいということが少しあるのかも知れません。
>やはり大きな音で聞くには、大きな口径のスピーカーがほしくなるのでは無いのでしょうか。
私も同感です。ですので、大口径のユニットがこれからも市場から無くなることはないと思います。
Unknown
「良い音とは?」――世にあまたある「良い○○とは?」の例にもれず、唯一の解は存在せず、その答えを求めて人は永遠にさ迷い続けるのでしょう。それは、メーカーもユーザーも同じこと。
その中にあって、ここが少し違うのは「メーカー」vs.「ユーザー」ではなく、代表は少し別として、みんな少しずつメーカーでありユーザーである、というところでしょうか(私はその資格を欠きますねぇ……)。
その意味で、ここでの「良い音とは?」という問いかけと答えとの間の応答は、けっして評論家的なやり取りではなく、どちらかといえば「良い人生とは?」という、等しくみんなが問いかけ応え合う関係と似ています。
なんだか訳わからなくなってきましたが、もう少し具体的な話をすれば、15インチユニットとバランスの取れたエンクロージュアが醸し出す懐の深い音の世界に浸れる環境をめざしたいですね。
Unknown
>なぜか10インチ(25cm)は鬼門的に少なく、12インチ(30cm)、15インチ(38cm)がまた多くあるといった感じでしょうか。
これ読むと、25cmはどっちつかずって感じですね。
あ、PA用の30cmウーハーしりれて、PARCのフルレンジに繋げるの面白いかも。やべ、また作りたい病が!
全然話は変わりますが、tanukine氏の4モデル同時使用は、すごい発想ですね。
見た目もインパクトがあります。
Unknown
すみません。
思いつきと、思い込みで突っ走るタイプです。
Unknown
GX333+25様
>どちらかといえば「良い人生とは?」という、等しくみんなが問いかけ応え合う関係と似ています。
なかなか例えるのは難しいですが、いずれにしても重いテーマですね。ちょっと続編を書くのがおっくうになっています。明日には書かねば・・・(^^;
Unknown
倉田様
>PA用の30cmウーハーしりれて、PARCのフルレンジに繋げるの面白いかも。
PA用のウーファーはHiFiとは全く別の設計手法でやっていることが多いので、ちょっとそのまま流用するのはしんどいかも知れません。
倉田様
tanukine様
>tanukine氏の4モデル同時使用は、すごい発想ですね。
はい私もそう思います。私のようにどっぷりとこの業界に染まっている人間にはとても発想できないユニークなものですね。
Unknown
>ちょっと続編を書くのがおっくうになっています。明日には書かねば・・・(^^;
永遠のテーマですから、ゆっくりゆっくり息長く考えて書いていただければよろしいかと思います。こちらも息長く考えていきますので。
一方、出音のブレークということで気になっているのが、「良い音」よりはむしろ「正しい音」という尺度もあるのではないか、ということです。どうもPARC Audioのユニットは、J-PopやCMに見られがちな、エキスパンダとコンプレッサで平均音量を上げた音に対して非常に敏感ではないか、という印象をもっているのです。その証拠に、たとえば、TITANICなど良質の音源の場合、かなりの音量でもブレークしませんが、よくあるJ-Popなどでは相当低い音量でもブレーク気味になる印象があります。
もしこのような印象が正しいとすれば、PARC Audioの挑戦は、今の「音事情」への挑戦かもしれないと思っています。いずれにしても、あえて「茨の道」を進もうという人には、それがどんな道であっても私は心から声援を送りたいと思います。
すんません
全然異なる話題でちょっと恐縮なのですが、13cmケブラーを車のドアにインストール、なんていう無謀なことを計画しているのですが。そこでちょっと質問なのですが、ドアの容積が50L以上あるみたいですが、この場合完全にサービスホールは塞いで密閉に近い状態で鳴らしたほうが、いい結果になると思われますでしょうか?。普通にホーム用として自作したときに、このユニットは背圧を逃がした方が聴感上良好という感触を持っていて、50Lとは言え密閉にするのはどうなんだろうかと思ったりします。ほとんど空気バネ効果は無いと考えていいのでしょうか?。仮にバスレフにしたとしても、設計をシミュレートしてみましたが、どうにも結果が変な気がするので、悩んでいます。素直にカー用のスピーカーを購入したほうがいいのでしょうかね?。
Unknown
GX333+25様
>「良い音」よりはむしろ「正しい音」という尺度もあるのではないか、ということです。どうもPARC Audioのユニットは、J-PopやCMに見られがちな、エキスパンダとコンプレッサで平均音量を上げた音に対して非常に敏感ではないか、という印象をもっているのです。
ご期待を裏切るようで申し訳ないのですが、私自身のプライオリティでは「正しい音」というのは一番ではありません。以前プロ用をやっている時は、生の音がそこにあるわけで当然それを最優先にしなければならなかったですが、PARC Audioはあくまで趣味のスピーカーなので本質的には聴いていて気持ちがいいというのが最重要だと思っています。
ただ、無意識の中で過去の経験等が影響して、他社のモデルよりそのような傾向が出ているのかも知れません。この辺は、PARCももっと改善していければと考えています。
Unknown
Opteron様
カー用(特にドアマウント)でバスレフにするというのはあまり現実的ではないので、素直に密閉にされた方がよろしいのではと思います。
ただドアマウントでやる場合、出来ればウーファー側もある程度高域を出してあげた方がまとめやすいので、PARC Audioの中では13cmケブラーは一番相性的には良くないかも知れません。私であれば、パルプコーンのF131Pあたりが一番向いているように感じます。
どうしてもケブラーでやる場合は、トゥイーターをおまけではなく、しっかりしたものにした方がよろしいかと思います。
Car用
Opteronさんはトゥイーターとして何を・どのように使おうと考えていらっしゃるのか、僕も興味があります。良ければお教えください。
Unknown
>ご期待を裏切るようで申し訳ないのですが、私自身のプライオリティでは
>「正しい音」というのは一番ではありません。
プライオリティは人それぞれですから、代表は御自身が信じる道をお進みになるといいと思います。私はそれが好きになって、閑さえあれば、飽きもせずにああでもないこうでもないと空想を錬っているに過ぎませんから。
誤解を招いた点はお詫びしますが、私が「正しい音」というときに、このような表現を使ったのは、こういった種類の音で、私自身が耳を痛めたことがあったので、それを恐れてのことなのです。どうも電気屋さんに出かけると、こういった音こそが「正義」といわんばかりに大音量を発していて、子どもたちがこういう音を「良い音」と学習してしまっては困るし、だいいち、耳を痛めてしまっては何もならない、と感じたからなのです。
いいかげん
レスありがとうございました。昨日13cm用のインナーバッフル図面を書いて材木店に注文しちゃいました。やめときゃいいのに、バーチ材です(笑)。とりあえず密閉でいってみます。それとすみません。どうも自分はカー用でペーパコーンを使うのは抵抗がありまして。たぶん先入観もあると思うのですが。とりあえず13cmケブラーで鳴らして、どのような低音が得られるか、見極めたいと思っています。クロスはできれば下げて、トウィータになるべく任せる方向で行ければと思っているのですが、
それだとケブラーの良さを殺してしまうような気がしまして、クロスは最終的にチャンデバでも使っていじりながら考えたいと思っています。まあそこまでいくかどうかわかりませんけど。
>>M田様
トゥイーターは個人的にはソフトドームしか考えていません。ほんとはParcのソフトドームを使えればといいと思っているのですが、結構口径が大きいので要検討です。seasあたりも視野に入れて検討していきたいと思っているのですが、f0が1kHz以下のトゥイーターってあまりないのですよね(笑)。パッシブだとセッティングがめんどそうなので、組むならチャンデバ使って4chアンプのマルチを考えています。根性ないので挫けるかもですが。
Unknown
GX333+25様
>誤解を招いた点はお詫びしますが、
いや全く気にしてはいませんので、お詫びとかは必要ないですよ。
おっしゃる意味は十分に分かります。特にプロ用ではそのようなスピーカーが多かったですね。この辺のことも、また機会を見て書いてみたいと思います。
Unknown
Opteron様
>クロスは最終的にチャンデバでも使っていじりながら考えたいと思っています。
チャンデバをお使いでしたら、かなり自由に調整ができるはずですので、ケブラーでも大丈夫ですね。ただトゥイーターの下をしっかり使うということであればどうしてもサイズが大きくなるので、実装できるかどうかがポイントかも知れません。
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