8cmウッドコーン DCU-F104W  

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3.N.K様(神奈川県在住)

1)はじめに
 BOXは、3年程前にグラスファイバーのDCU-F101G用に作成しました。
 板取りを間違えて背板が寸足らずです。

 PARC Audioの使用は、このDCU-F101Gが初めてでしたが、
 オーケストラがことも無く定位する様に驚きました。
 「これが音離れか!?」と、すっかりPARC Audioのファンになった次第です。

 これまで、どうしてもオーケストラがうるさかったのですが、
 DCU-F101Gは定位の為か、うるさくないのです。

 Parc評価でよく目にする「うるさくない」とはこのことか?と思いました。
 ただ、解像度(質感)は不足を感じ残念に思っていました。
 そこで、青PARCたるDCU-F104Wを購入しました。


2)BOX
 *MDF(t 15)、4.6L(図1)
 *ダクト(塩ビ管)
 *ケーブル(カナレ 4S6、SP端子無し)
 *吸音材(PARC Audio ウール

  図2 DCU-F104Wでのダクト実測(青線): 吸音材無し
  図3 DCU-F104Wでのダクト実測(青線): 吸音材あり
     (天板ネジ止め、背面砂詰)


3)システム
 PC 光out → CHORD Mojo → イシノラボ MASTERS_BA-999ZBG/MA x2
 ※アンプのバランスHOTへ入力

 リスニング距離は1.5m前後


4)感想
 奥行きのある音像が好きです。
 以下のコメントはクラシックですが、よく聞くのは小編成のジャズです。

 そのままこのBOXへ入れたのですが、定位の感動そのままに、
 解像度も兼ね備えた音が出て来て、又々驚いてしまいました。

 定位と解像度を両立したスピーカーに初めて出会いました。まさかこれほどとは。

 今度は、アドオン的なウーハー追加を試したいです。
 (DCU-F131W+標準BOXで感じる低域のHall感は気持ち良いです)。






  図1



 図2



 図3