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6.Y.H 様 (福岡市在住) 151Wを4個使用しての新規システムでのレポートです。
1)バスレフBox
エンクロージャー: 364W×314D×1,364H (内寸)
材 質 : MDF18t
ダクト : 76φ×150L X 3本
2)感想その他(完成後30時間後)
1・バスレフダクトの調整
前回のダクト76φ×3本、120L では低域の膨れがあり調整が必要でした。
今回シュミレーションで150L 180Lで迷いましたが、短いダクトにダクトを延長する方が作業が楽なので150Lとしました。
ダクトは延長用として100L・150Lの2種類を用意しました。
150Lで早速試聴を行いましたが、結果として150Lで低域の膨れは取れ、ダクト延長の必要は有りませんでした。
写真手前のMDF材は、紙ダクト切断用冶具です。これのおかげで短時間だ切断できました。
2・仕上げ
ダクトを150Lで決定したので、バスレフボードを作成し塗装を行いました。
今回はメンディングテープをしっかりと貼りました。
紙ダクトですので防湿・振動防止の点から塗装を掛けました。
3・設置
鉛のブロックに木ネジを貫通させました。これでスピーカーを3点支持します。
4・ツイーターについて
現在手持ちのフォステクス社 T-90A FT-3RPで調整しています。
T-90Aは能率も高く音質が硬質な為、却下。FT-3RPは能率・音質ともほどほどであるため
ハイパスフイルターのみ12dB・10Kzにて使用。
仕上げ後の再生音について
1・バスレフダクトの調整がうまくいきました。低域の膨れガ取れて音程・音階が明瞭になりました。
15cmのスピーカーとは思えない低音です。タンノイより締りの有る、ダンピングの効いたすばらしい低音です。
聞こえない低域が振動として伝わります。初めての経験です。隣から苦情が来ないか心配です。
低域が明瞭になりましたので、中高域もそれに伴いよくなった様に感じます。
音の定位も明確になりました。声楽等で各パートが良く分離して聞こえます。
2・鉛ブロックの設置について
鉛ブロックの設置は、気休め程度で設置しました。結果は大外れで、効果は大でした。
最初に左のスピーカーのみに設置したのですが、設置しない右側より音量が相当下がりました。
両方に設置し、再生しましたところ、音が非常にすっきりしました。
設置する前は、いい音だと思っていたいた音が、実は相当付帯音が付いた音だったわけです。
この効果は、非常に大きいです。
以上文章表現が苦手ですので、うまくお伝えできませんが、ただ言える事は、非常に素晴らしいスピーカーだという事です。
入力信号に対し、非常にクリティカル反応します。アンプの音色をそのまま音に変換してくれます。
設置にしてもすぐに反応してくれます。これから先がますます楽しみです。
反面再生音の方に気がいって音楽が聴けないという事にならないよう気をつけなければなりません。
ツイーターに付いては、現状フォステクスの製品を使っていますが、
私の性格では、近い将来PARCオーディオのツイーターを使うのではないかと思っています。
40年近く、波はありましたが、オーディオを趣味として楽しんできました。
このような素晴らしいスピーカーに出会えたことまた代表とメールを通し親しくさせてもらいました事、
感謝いたします。まだまだスピーカーはこれからです。現在たかが30時間程度です。
状況をこれからも適時レポートさせて頂きます。
その他の写真はこちらをご覧ください。