17cmPPコーンコアキシャル DCU-C172PP 
                                                             P3


3.M.Iwaki 様(埼玉県在住)

1)経緯
 フルレンジから口径の大きなシステムを作ってみたいと考えて
 同軸ユニットで推奨ネットワークが提供されている安心感から、
 DCU-C172PPシステムの自作を始めました。


2)使用開始 : 2017-2-9


3)システム概要:
 エンクロージャ:
  *構造:密封式
  *内容積:19L
  *側板、天板:タモ集成材 25t
  *裏板:MDF 21t
  *前面バッフル:タモ集成材 25t
  *表面仕上げ:柿渋塗料+木工用ワックス

 吸音材: DCP-A001+サーモウール85S

 ネットワーク:
  *回路:ParcAudio推奨
  *パーツ類:A&Cオーディオで購入
  *コイル:トリニティ・コイル
  *コンデンサー:ParcAudio
  *抵抗:LINK酸金抵抗

 駆動:
  *CDプレーヤー、DP-550
  *アンプ、E-550


4)所感
 最初にリファレンスとしているビルエバンスのワルツフォーデビィを聞く。
 ベースの音、シンバルの音気持ちよく出てくる。

 Fostex F120Aとの比較だが高低域の広がり、また音がすごく前に出てくる。
 PPコーンの特徴かも知れない。

 高低の音のつながりはとてもスムーズだ。一番の心配はここだったが、
 同軸の良さ、推奨ネットワークが素晴らしいものだったようだ。

 抵抗を種々揃えて買っておいたのだが、今でも全く必要としていない。

 フルレンジと比べ、ツィーターが音にツヤを与えているようだ。

 6畳間なら10pのフルレンジで十分と思っていたが、16pがベストかも
 知れない最近思っている。

 とにかくジャズトリオが楽しく聞けるのがうれしい。買いためたCDアルバムを
 再評価している毎日である。