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12.A.O 様 (千葉県市原市在住)
A.O様は当初DCU-F101Wを使ったタイムドメインタイプをお使いでしたが、
今回F131Wにスケールupされての投稿です。
1)方式:塩ビ管製タイムドメイン
モデル名:Copii9-13
エンクロージャ容積:塩ビ管容積-仮想グランド(重り)体積=約2.8L(吸音材は考慮せず)
私自身、タイムドメインの原理はネットで知りえる情報でしか知らないので本当の事は、
本家タイムドメインの由井氏に聞かないと解りません。
塩ビ管スピーカ製作の先人達の作例を参考に、自分なりに改良をしていったのが今回の作品です。
構造としては、
1.SPユニットに棒状の重りと吸音材を取り付け
2.筒状のエンクロージャに
3.ゲル状の緩衝材でフローティングマウントする
というのが、諸々のタイムドメインコピー共通の作法になっています。
音を筒に共鳴させてしまうと、いわゆる『筒臭い音』になってしまうので、それを如何に抑えるということに皆、
苦労している様です。原理的には、背面解放と密閉式の中間?と自分では解釈しています。
2)使用期間
約1か月半
3)使用感
音色はバスレフの様な共鳴を利用していないので、低音域はユニット自身の実力勝負になります。
その為、PARCユニットの低音特性に期待してウッド8cmを使用したのがPARCとの付き合いの始まりです。
同じ8cmでも他社ジャンク紙コーンユニットとPARCウッドコーンの低音再生力の差に驚きましたが、
今回の8cm→13cmの実力差も結構なものがありました。
再生範囲:チェック音源(120→90→70→40Hz)ではボリューム固定で、70Hzでやや弱く、
40Hzがかなり弱くなる(音は出ている)