中国出張レポート2

2008年05月20日(火)



こんばんは。

出張前の残務がテンコ盛りで、ブログの更新が進まず気ばかりあせってます。さて今日はいよいよ中国出張の初日レポートです。

朝一番の会議で中国側から出てきたのは、昨年からの原材料の異常な価格高騰についての報告。これはもう報告というより悲鳴に近いものがあり、今年に入ってからでも既に2回の価格アップがあり、来月から更にアップするとの通告を材料メーカーから受けているとのことでした。いやぁ朝一番からいきなりカウンターパンチを食らった感じでまいりました。ただこの現象は中国全体で起きているようで、ベンダー1社が何とか交渉して抑えることが出来るようなレベルでは到底ないようです。情報では、夏の北京オリンピックの期間中北京郊外にある中国大手の鉄鋼所が大気汚染防止のため操業停止を行うことや、今回の大地震の影響で鋼材関連の需要急増もあり、少なくとも今年いっぱいはこの上げ基調は続きそうです。本当にこれから製造業はどうなるんだろう、と心配になりました。ただ、一応ベンダー側でも現在量産している現行モデルについては当面は価格は維持してもらうように何とか交渉をしましたが、問題はこれから発売する新機種です。これらは今の材料費ベースで計算されるので、驚くような見積りが提示されました。さすがに一部のモデルでは現行モデルとの関係であまりに矛盾が多いものもあったので、もう一度再考してもらうよう保留としましたが、どうなることやら。ほんと初日から予想外の展開となっちゃいました。

正直なところ、このような場合はPARC Audioのような小ロットで生産をしているメーカーは影響を受けやすく、また新機種が多いほどその影響も深刻です。何とか皆さんに喜んでいただける価格になるよう最大限の努力をしていこうとあらためて気を引き締めた次第です。

さていやな話はこれぐらいにして、お楽しみの新機種関係です。今回はこの点でも予想外の展開がありました。まだ社外秘のレベルが多いのですが、今回の協議で新素材や面白いネタもいろいろとあり、この中の一部は近い将来皆様にご紹介できるものもあるかと思います。昔は日本の部品メーカーを訪問してこのようなサプライズを見つけたものですが、今や中国でこんな話をするとは、ほんと時代も変わったもんです。でもどんな素晴らしい材料でもそれをどう料理するかで勝負は決まるんですよね。是非これらのネタもPARC Audioらしい音造りをして皆さんにご紹介できればと考えています。いやぁ、やることいっぱいだぁ!

その中で今回発表できるのは、前回ペンディングとなっていた17cmアルミコーンウーファー(DCU-171A)と、同じく17cmケブラーコーンウーファー(DCU-171K2)の2モデル。これらは来月発売させていただきます。アルミコーンは前回ちょっとトラブルがあって発売延期した因縁のモデルですが、今回の出張で最後の確認を行い無事発売ということになりました。このアルミの件については別途詳しく書きたいと思いますので、楽しみにしていてください。ちょっとだけ書いておくと、最終的にはオリジナルより今回の量産モデルの方が更に完成度が上がっており、非常に魅力的なモデルに仕上がりました。是非御期待ください。従来のアルミコーンよりはかなり魅力的な出来となっていると思いますよ。

ケブラーについては、先日のハイエンドショーでも好評だった13cmケブラーコーンの(DCU-131K2)よりもさらにウーファーらしく非常に高SNの正統派ウーファーという感じに仕上がりました。おそらくPARC Audioのユニットの中では最もウーファーらしいモデルではと思います。これでPARC Audioのウーファーラインは一応そろえることができたので、これらのウーファーモデルが今後どれくらい人気が出るのか今から非常に楽しみです。

では今日はこの辺で。続編に続く・・・・。

この記事へのコメント

倉田 有大 2008.5.20

Unknown
お、17cmきたーーーーー!!
って、ケブラーも出るんですか!?
アルミと音の違いが知りたいですね。視聴は。。できないだろうなあ。

PARC 2008.5.20

Unknown
アルミとケブラーはある意味対極にある音かも知れません。クールでタイトなアルミに対して、高SNで静かなケブラーといった感じでしょうか。いやぁ音を言葉で表現するって本当に難しいです。
試聴は今後出来るだけ販売店様でできるように頑張りたいのですが、ウーファーモデルはネットワークまで用意しないといけないので正直ハードルが高いです。
ただ今後六本木工学研究所様で各種キットが増えていく予定なので、そちらの方で試聴が可能になるかも知れません。是非お問い合わせしてみてください。

盛田 2008.5.21

待ってました
今回紹介の二機種に限りませんが、
船橋の本社では試聴とかは一切できないのでしょうか?

PARC 2008.5.21

Unknown
申し訳ありませんが、船橋でのご視聴の対応は工数の関係もあり行っておりません。PARC Audioのモデルの試聴を多くのところで出来るように、現在フルレンジモデルを中心にデモ機を出来るだけ多くの販売店様に設置できるよう現在準備を進めています。
また取扱販売店もまだ詳細は発表できませんが、かなりメジャーな販売店様への展開が進行中で、もう少しお待ちいただければ幸いです。

keik 2008.5.21

Unknown
最近ケブラーが夢にまで出てきて、うなされています(苦笑)。ハイエンドショウから、あの音が耳から離れない感じです。
17cmのケブラーを作ったことで、ラインナップがいいバランスになりましたね。PARCのアルミは聴いたことがありませんが、まさに対照的なキャラクターだと思います。好みで選べるのはいい事ではないかと。

「新素材」、「面白いネタ」が強烈に気になりますね~。音作り頑張ってください。

PARC 2008.5.21

Unknown
夢にまで出てくるとはすごいですね。それはもう買うしかありません。(笑)

新ネタについては、まだまだ紆余曲折があるかとは思いますが、何とかものに出来ればと考えています。ただそれ以前に、コアキシャルやサブコーン付パルプコーンフルレンジ等先に出したいものもあるので、なかなか整理が大変です。

tanukine 2008.5.21

Unknown
こちらとしては、徐々に収拾がつかなくなってくる
様な気もしますが・・・・・

PARC 2008.5.21

Unknown
いやぁ混乱させてごめんなさい。どれにするか迷ったら、取り合えず買ってみてお試しください。(笑)

ちょっと真面目な話をすると、いろいろとモデルを出してはいますが、基本的なPARC Audioのサウンドポリシーは外していないつもりなので、買わなきゃ良かったなんてことにならないように最大限の努力をしているつもりです。

tanukine 2008.5.22

Unknown
定年間近の貧乏人ですので、思うに任せない所が有りますが、努力致します。

アルミもケプラーも聴いてみたいですね。

PARC 2008.5.22

Unknown
tanukine様

あせらせて申し訳ありません。じっくりとご自身のペースにてお選びいただければよろしいかと思います。今のところPARC AUDIOのユニットで限定モデルというのはありませんから。
今後ともよろしくお願いいたします。

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