こんばんは。今日はアルミドームトゥイーター(DCU-T112A)の続編です。前回のエントリーで私が今までこの極薄アルミ系の振動板をどのように設計していたかをお知らせしましたが、皆さんの最大の関心事はこのDCU-T112Aはどんなトゥイーターに仕上がっているのかという事ではないでしょうか。
先ずその音質ですが、一言で言えば聴きやすいさわやかな音色でありながら、分解能が非常に高い音で、今までのハードドーム系の音とは少し傾向が違っています。一般にハードドームはソフトドームに比べ振動板の剛性が高く、高域再生限界周波数Fh(どこまで高域を再生できるか)は高くなり、歪特性も優れています。また分解能でもソフトドームより有利となっています。反面、通常のドーム形状では高域のピークが大きく出るため、少し荒いもしくはうるさい音になる場合もありました。この傾向はエッジとドーム振動板が一体構造になっているフィクスド エッジ(fixed edge)と言われているタイプでは顕著に現れることがあります。
つまりソフトドームをハードドームにすることで、得る面と失う面の2面性があるトレードオフの関係にあるのです。これに対し、極薄アルミドームの挙動は前にも書いたようにこの両者の中間的なもので私自身はこれをセミハードドームと考えています。具体的には、ソフトドームよりもいくら薄いと言っても振動板の剛性は高いので高域再生限界周波数Fhや歪特性は優れており、同時に振動板が薄いためハードドームにありがちな荒い音になりにくいのです。
話が前後しますが、実験でアルミの板厚を通常の40μくらいから最薄で15μくらいまで変化させて音の確認をしたところ、薄くなるにしたがって良い意味で振動板のキャラクター(クセ)が無くなり、音離れも加速度的に改善されていったのです。さすがに20μ以下になると費用対効果を考えるとちょっと効率が良くないので量産仕様は20μに決定しました。周波数特性だけを見ると、音質の差ほど大きな差は見られず、ちょっと意外な感じもしますが、まぁスピーカで特性と音質の差が一致しないのは珍しいことではないので、これにあまり目くじらをたてるつもりはありません。
ちなみに15μとは皆さんが家庭でよくお使いのアルミホイールと同じですから、金属というよりはフィルムに近い感じになります。まぁ15μのドームトゥイーターを作るなんてバカなことをやるのは私ぐらいの変わり者しかいないので、さすがにこのクラスの音を実際に確認しているユニット設計者は数少ないのではと思います。もちろんソニー社内でも私くらいでした。(笑)
それと重要なことが、20μくらいになると一般に流通している安価なロール材のアルミ材ではうまく成形ができません。そのためアルミ材も使用するサイズに1枚1枚丁寧に圧延して製造している特殊なものを使用しています。これがまた音質にも効いてくるんですね。でもその分材料もアルミと言えども非常に高価なものになります。
さらにこれを世界でもトップクラスの国内成形メーカーで、職人技とも言える精密加工でドーム状に成形しているのです。この成形法は社外秘ですが、1枚1枚材料のバラツキに合わせて微妙に成形条件を変えながら丁寧に成形をしています。このような事は中国ではとても出来ません。そのため、この振動板は全て日本で製造し、中国に送っています。
最近このトゥイーターとPARC Audioの各ユニットの相性についてよく質問を受けます。私の印象としては、特にこのウーファーにはこのトゥイーターといった感じで設計をしているわけではないので、これ以外の組み合わせはNGなんて言うつもりは毛頭ないのですが、それでは皆さんもまよってしまうかと思いますので、一応のガイドラインを書いてみます。ただし、これはあくまで参考程度であって、これ以外の組合せでももちろん問題なく使えますので安心してください。
先ずトゥイーター2モデルの選択についてです。
1)トゥイーターが付いてるぞ!といった感じの音が好き。
JBLに代表されるエネルギッシュな音が大好き。
すみません。このタイプの方にはおそらくPARC Audioの
トゥイーターは向いていないと思います。
他社製のチタンドーム等の購入をお勧めします。
2)とにかく柔らかくて聴きやすく気持ちいい音が好き。
音楽を聴いてリラックスしたい。
細かい分解能はそれほど気にしない。
トゥイーターのクロス周波数を比較的低いところで楽しみたい。
このタイプの方には、ソフトドームトゥイーター(DCU-T111S)を
お勧めします。
3)柔らかい音も好きだけど、高い分解能も欲しい。
とにかく音離れの良いハイスピードな音が好きだ。
他社のハードドームだとちょっと聴いていて疲れるので、
もう少し自然な感じのトゥイーターが欲しい。
このタイプの方には、ハードドームトゥイーター(DCU-T112A)を
お勧めします。
次はウーファーとの相性です。
1)ソフトドームトゥイーター(DCU-T111S)
非常に素直なトゥイーターなのでどのモデルとも問題なくつながりますが、中でも相性が良いのはウッドコーン系(DCU-151W、DCU-171W)です。またケブラー系(DCU-131K2、DCU-171K2)も相性は良いと思います。
2)ハードドームトゥイーター(DCU-T112A)
これはより分解能重視派向きで、ベストな相性では同じアルミコーンを使ったDCU-131A,DCU-171Aになります。またケブラー系(DCU-131K2、DCU-171K2)もこのトゥイーターと組み合わせるとまた違った高分解能のシステムとしてまとめることが可能です。
以上ユーザーの皆様の機種選定のお役に立てれば幸いです。
では今日はこの辺で。
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この記事へのコメント
ツィーターとウーファーとのネットワークを教えてください.
こんばんは. いつも楽しく読ませてもらってます.
ツィーターとウーファーの相性が, とても参考になりました.
ご教授いただきたいのですが,
プアオーディオなので, JBLのJ216のエンクロージャーに
(幅254×高さ375×奥行235mm 厚さ18mm)
DCU-T111S と DCU-171W の組み合わせにしようと思っています.
このときのネットワーク(12dBカットというのでしょうか, 簡単なものにしたいと思っています)の
コンデンサ, コイルのお薦めの値はありますか?
(柔らかい音を目指しているのですが,
お薦めのメーカーももしあったら教えてください)
ではよろしくお願いします.
Unknown
nhaka様
ご質問ありがとうございました。
先ずNW定数ですが、誠に申し訳ありませんがまだこちらでの検証が終わってないので、現時点では公表できるデータはありません。いずれホームページで公開予定ではありますが、なかなかそこまで時間がなくご迷惑をおかけしています。
素子については、ブログでもお話したようにWF用を念頭に現在珪素鋼板コイルと電解コンデンサーの商品化に向けて鋭意努力中です。もう少しお待ちいただければと思います。どちらも今まで市場で主流だったものとは違う良さが出せるかと思います。
TW用としては、コイルは市販の空芯(あまり線径は太くなくてもOK)でよろしいかと思います。コンデンサーは、柔らかい音がお好みならEROというフィルムコンデンサーをお勧めします。たぶん秋葉原の電子パーツ屋さんのどこかで今でも売られているのではと思います。ただし、すごく高価ですが・・。
Unknown
アルミツイーター&アルミウーハーは面白そうですね。
値段が安いのは、ソフト&ケブラーかな?
Unknown
間違えた、ソフト&アルミですね。
今年中に一台組みたいですね~
Unknown
倉田 様
自分で言うのも何ですが、アルミウーファーも結構いけてますよ~。アルミウーファーの件もブログに来週くらいには少し書こうと思ってますのでお楽しみに。
Unknown
早速の(というか早すぎです!)コメントありがとうございます.
初心者の質問ですいません. 珪素のコイル楽しみにしています.
たまたま, 0.5mHのコイルを大量に(10個ですが)手に入れることができまして, 直列にしていろいろ試してみようかと思っています. (磁石みたいなコアなので音質は違ってくると思いますが, 参考データとしてです).
結局, 音は個人の好み(と部屋の作り, アンプ, ソースによる)なので, 自分なりに試行錯誤していきたいともいます.
また初心者的な質問で, 申し訳ないのですが,
1) 最低限ツィーターを破損しないネットワークの値はどれくらいでしょうか?
2) JBLの箱と, SONYのSS-Aシリーズのような箱鳴りする(であっているでしょうか)傾向の箱では, ウッドコーンの2wayではどちらがマッチする設計をされているでしょうか?
こちらは急ぎませんので, お時間のあるときに教えていただければと思います.
# 材料費の高騰で, 自作SPのブームがくるのでは, と妄想しています. PARCさんのような存在は貴重です. くれぐれもご自愛して, 長くご活躍ください. 応援しています.
Unknown
nhaka様
コイルの直列での接続は、各コイルの配置をうまくしないとコイル間の影響も出るため、あまりやらない方がよろしいかと思います。あくまで実験で定数を探る程度と考えられた方が吉だと思います。
ご質問について回答させていただきます。
1)DCU-T111Sの破壊しない限界のクロスは、全てのTWに言えることですが、想定されている最大入力によって変化します。一般的な状況で言えば、最低でも1kHz以上でのクロス設定をお勧めします。
これは6オームの場合、-12dB/oct.で14.2uF + 1.02mHとなります。コンデンサーだけの-6dB/oct.はできるだけ避けられた方がよろしいかと思います。
2)一般に13cmクラスの小型ユニットを使う場合、ユニット自体に低域の馬力が無いことが多いので、あまりガチガチの箱に入れるよりは適度に箱鳴りをさせた方がチューニングはやりやすいかと思います。もちろん、容積をかなり大きくしたり、バックロードのような低域が余裕で出る方式の場合は、箱の補強をしっかりやられた方が良いかもしれません。
ウッドコーンF131Wの場合、同クラスでは皆さんのコメントにありますようにかなり低域は出る方ですが、やはり13cmというサイズからくる制約はありますので、どちらかと言えば少し箱鳴りを利用する方向が良いのではと思います。
応援メッセージ、本当にありがとうございます。いつまで続けられるかはやってる私も分かりませんが、とにかく最善を尽くしたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
固定観念
アルミウーハーは単体でしか店頭で聞いたことが
ありません。なので私個人ではどうしても、
”金属振動板か、疲れそうだな”みたいな固定観念
があるのですね。確かにツィーターとウーハーが
アルミだと、すごく分解能が高そうで面白そうでは
ありますね。
まあ、まだF131Wで遊んでいる状態なので、すぐには
いけませんが。
将来アルミやるなら、今ひとつエンクロの容量が
悩んでしまいます。なぜかというと、現在8.7
リットルでF131Wを付けて遊んでいますが、私個人は
、まったく低域のレスポンスに不満はありません。
ですが、これより容量を大きくすると満足できるか
はわかりません。
あくまで聴感上の話です。アルミだともっと低域
レスポンスが向上すると思いますので、そうすると
現在のエンクロ容量より容量上げて、Fs下げる
という手もありますが、どのくらいがいいか
ちょっとどうなんでしょうね。
外見を大きくしたくないので、できれば今みたいに
なるべく奥行き寸法で対処したいと考えているの
ですが、奥行き寸法と周波数特性その他の特性も
含め絡んでいるような気がしまして。
奥行き寸法と特性変化をシミュレートできる
ソフトがあれば便利だなあと、最近思っています。
ちらっとWinIsdでしたっけか?
あれでできるのでしょうか。どうも英語が疎くて
使い方が今ひとつわからないのですが。
Unknown
Opteron様
長文のコメントありがとうございます。
アルミウーファーについては私も以前はあまり良い印象を持っていませんでした。その辺のところは次回のアルウーファーのエントリーで書きますね。
BOXの奥行き寸法についてですが、私は許される範囲でできるだけ大きめにするようにしています。理由は、ダクト長の調整幅が広がることと、経験的に奥行きの浅いBOXは音質的にあまりよくないということが結構あったためです。
ただし、これはユニットの寸法や、シングルかマルチか、また定在波防止のための各寸法比等でどうしても奥行きが浅めになってしまうこともあるので、あくまでいろいろある中の一つの指標程度として考えていただければと思います。
Unknown
PARCさん.
早速の解答ありがとうございます.
珪素コイルが始まるまで, とりあえずの実験してみます.
タンノイの箱が手に入りそうなので, JBLと比べてみます.
Unknown
そういえば、ウーハーの口径ですが、13cmと16cmじゃ、どうしても16cmのほうが、ドラムのキックとかの再現性が上回る気がします。50Hzあたり?
13cmでも箱の作り方によって再現できるんでしょうか?
10cmバックロードホンは、結構下まで出ていた記憶がありますが。
Unknown
一般論として、低音に関しては口径が大きくなれば当然有利になります。そうでなければ38cmウーファーなんていうのはとっくに市場から姿を消しているはずですから。
PARC Audioのユニットでも、13cmと17cmを比べれば当然17cmの圧勝になります。コストやお使いの環境(スピーカーを置くスペース等)が許せば、口径の大きい方をお勧めします。
前にも書いたかと思いますが、例えば13cmウッドコーンのDCU-F131Wなどは13cmとしてはかなり低音が出るユニットだと思いますが、15cmウッドコーンのDCU-151Wと比べてしまえばやはり「13cmモデルの中では」ということになります。
Unknown
そのDCU-F131Wが鳴っている前でコメントしてます。『かなり』ですか?「むちゃくちゃ出る」と表現したくなりますよ。申し訳ないが17cmは先延ばししようかと(笑)…箱も大きいし。
ところでサブロク板を切る時にもう2台作れるよう板取したので、次はF131PPにしようかと思うのです。推奨箱はバスレフポートが2本ありますよね。断面積が同じ1本とどのへんが違いそうでしょうか。あ、長さの違う2本にしたら、何が起きるか実験してみたくなりました。やってみますね。
Unknown
なるほど、低域が好きなもので、次ぎ作るときは、やはり17cmを使うことになりそうですね。
小さなユニットで小型スピーカーを作るのも面白そうですが。
というわけで、17cmまだでしょうかw
Unknown
UTP 様
「むちゃくちゃ出る」ですか。過分なお褒めのお言葉ありがとうございます。ウッドコーンの場合は、アルミ等に比べると比較的中高域がおとなしいので、相対的に余計低音が出ているように感じることもあるかも知れませんね。
ダブルポートの件ですが、これは単に市販の素材で簡単に入手できる径(つまり水道管用塩ビパイプ)を前提に設定をしているため、たまたまWにしましたが、もしΦ50以上のポートが入手できるのでしたらシングルでも問題ないかと思います。長さ違いについては確認して無いので何とも言えませんが、シミュレーション的にはちょっといやらしい感じですねぇ。
まぁこの辺が簡単に実験できるのも自作のメリットですので、是非トライしてまたレポートしていただけると他の皆さんの参考になるのではと思います。
Unknown
倉田 様
お待たせしている17cmアルミコーンですが、一緒に送る他のモデルとの関係で7月中旬発売となりそうです。もうちょっとお待ちください。夏休みまでには十分間に合うかと思います。かなりいけてると思いますので、お楽しみに。
クールですか・・
アルミーウーハーですが、分解能を試したいとは思ってるのですが、自分の好みに合うのかなとも考えます。明るいキャラクターにできないのかな。ハードドームと組み合わせると思いますが。どちらにしても、8月ぐらいまでにもう一台真面目に作ろうと思っています。話しは変わるのですが、中域の調整って一般的にどうやられてるのでしょうかね。どうもある周波数だけピークがあるような気がしまして、クロスをそのピークに合わせて、減らすとかするのでしょうかね。どうもネットで探しても情報が少なくて。インピーダンス補正の回路であわせるなんてことはしないのですよね。
Unknown
Opteron 様
中域の調整ですが、私は基本的にユニット屋なのでインピーダンス補正等の回路で補正をするのは基本的にあまり好きではありません。そういう場合は、ユニットを直すことを先に考えちゃいます。
と言っても一般のユーザーの方がユニットをいじれる範囲は限られてはいますが、ゼロでは無いのでその辺のノウハウもまた今度ブログに書きますね。
ユニット以外で簡単にトライできるのは吸音材の量や位置で意外に大きく変化することもあるので、一度トライしてみてください。
ネットワーク(もちろんWF用で)での調整では、WFの肩特性を調整するためQダンプのための抵抗をアースとコンデンサーとの間に入れるという手があります。これは結構シンプルで微調整が出来るので私はよく使っています。実は、この辺のこともできるようにした汎用で使用できるネットワークボード単体も商品化しようかぁと考えているところです。
また可能性は高くはないですが、BOXの強度不足から変にピークっぽく聴こえることもあるので、箱の補強をトライする案もあります。これは簡易で確認する方法としては、箱の外側から補強用の桟を両面テープで仮止めして聴いてみて傾向を探る方法があります。
Unknown
推奨BOXは15LクラスでもMDF15mmとなっていますが、補強は不要なのでしょうか。
それとも、各自で調整が前提でしょうか?
Unknown
tanukine様
推奨BOXは、一応補強無しでもあるレベルの音は出せるようにしていますが、お好みによってもう少し締まった方向の音がお好きの場合は少し補強を入れることも良いかも知れません。
MDFは価格の割には強度があるのでCPは高いと思いますが、少しSNが悪く音がにじむ方向なので、表面にはしっかりと塗装をかけられた方がよろしいかと思います。
ありがとうございます
ありがとうございます。
是非試してみようかと思います。今週は残業できついので、土日でもやってみます。あとプログ続きそうなのでリンクよろしければ、お願いします。
Unknown
近いうちにユーザー様のコーナーを設ける予定ですので、それができたらそこに設定させていただきますね。よろしくお願いいたします。
T112A
盛り上がっている話題から外れて申し訳無いのですが、ふと思いついた疑問です。
T112Aの特徴の中で、「バックチャンバー無しで」と言う記述がありますが、基本的に密閉箱が必要なのでしょうか?。
或いは単なるバッフル板だけでも問題無いのでしょうか。ウーファーと一緒に入れない事を想定しての話ですが。と、言っても具体的なプランが有る訳ではなく、空想の段階ですけど・・・。
Unknown
tanukine様
T112Aの特徴の中で「バックチャンバー無しで」と言う記述をしていますが、これは一般のドームトゥイーターでは非常に常識的な構造で、逆にソフトドームのDCU-T111Sのバックチャンバー付というのがドームとしては珍しいタイプになります。
では常識的な構造をなぜわざわざ特徴に書いたかということですが、それはチャンバーが無いトゥイーターは一般的にドーム背面の容積が少ないため、Qが高くなり、F0近辺の特性が盛り上がることが多いのですが、このT112Aはそれを防ぐために磁気回路ギャップ内に磁性流体という特殊なものを封入して機械的に制動を行い、F0近辺の特性をコントロールしているのです。
この磁性流体というのは、平たく言えば油の中に細かい鉄粉を入れたもので、一番磁束密度が高い磁気ギャップ部にこれを入れると、ボイスコイルが動いても外に出ずにずっとそこにとどまっていることが可能です。
ヨーロッパのドームトゥイーターには採用しているモデルが多いようですが、Qのコントロールや歪特性の減少等利点がある反面、ボイスコイルに対して機械的な抵抗が増えるので若干音が鈍くなる傾向もあります。
私は磁性流体はベストとは考えていませんが、限られた予算や構造の中ではベターな選択だと考えています。
お問い合わせの密閉箱が必要かということですが、全く不要です。トゥイーターとして構造的に完全に密閉となっていますので、普通に使っていただいてOKです。
T112A その2
ありがとうございます。
トゥイーターを使ったことが無いので、初歩的質問でしたが、大変参考になりました。いずれは1台位、挑戦してみたいと思います。
Unknown
tanukine様
是非トゥイーターも挑戦していただければと思います。フルレンジとはまた違う世界がありますので。
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