こんばんは。DCU-F121A,DCU-F121Kのコイズミ無線様での試聴会が無事終了しました。
写真はスタート前のものですが、実際に始まってからは後ろに立ち見が出る状況で、かなりの盛況となりました。やはり小型フルレンジの需要は大きいようですね。
デモはいつもの感じで、Oliveを音源にして2モデルを順番にやっていきましたが、今日の2モデルは同じ10cmフルレンジでもかなり雰囲気が違うので、結構面白い試聴会になったのではと思います。
先ずDCU-F121A(アルミ・マグネシウム合金コーン)の方ですが、音の感じは昨日のブログで書きましたが、今日午前中のセッティング中にお店の方から
「このユニットの音、何か懐かしい音ですね。個人的にはアルテックを思い出しました。」と言われました。
言われて思ったのですが、確かに昔のビンテージユニットはこういう出方をするものが多かったように思います。金属コーンというより、良質の紙コーン的な出方とも言えるような・・・。
それともう一つ言われたのが、
「今までのパークの音とはちょっと傾向が違いますねぇ。冨宅さんがアルミの他社モデルをかなり意識して音作りをしたというのも、実際の音を聴いて納得です。これなら十分差別化が出来ていると思います。」とのこと。
まぁ確かに今までの軽さ最優先というパークの傾向とはちょっと違うかも知れません。でも、これはこれで十分他社比で差別化がしっかりできており、きっと皆様の期待を裏切らないと思います。なんせ分厚い中低域ということでは出色の出来ですので。
次に音出ししたDCU-F121K(ケブラーコーン)の方は、先にも書いたように正攻法のフルレンジユニットで、今までのパークの流れで正常進化といった感じですので、予想通り来場された方も安心して聴いていただけたようです。
終了後に皆さんにどちらのユニットが気に入ったかについてアンケートを取ったところ、ケブラーの方が多かったのもやはり優等生の面目躍如といった感じでしょうか。
ちなみにアルミ支持派の方のご意見としては、ケブラーも正統派でいいけどこのアルミの個性的なキャラクターも気に入ったとか、厚い中低域を使ってミッド用としてトライしてみたいなどのものがありましたね。
ところで、今日はお店の方から、
「パークのフルレンジは限定モデルを除けば、ほんと久しぶりですねぇ。何年ぶりかなぁ。」
と言われたのですが、そんなに何年も経ってたかなぁと自分でも気になったので調べてみたら、なんと2010年10月のDCU-F081PP以来で、なんと2年9ヶ月ぶりでした!!
いやぁ3年近くもフルレンジを出していなかったとは、自分でもほんと驚きました。でもご安心ください。現在これ以外にもフルレンジの商品開発が進行中で、年内にはまたご紹介できるかと思いますので、これも期待していてくださいね。
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