2013年10月09日(水)
こんばんは。いよいよ真空管オーディオフェアまであと4日となりましたが、今日から何回かに分けて、出品情報についてお知らせします。
先ずデモについてですが、既にお知らせしているように今回はA&Cオーディオさんとの合同でのデモとなります。
具体的には、パークの方ではフルレンジ系の小型ユニットを中心にデモを行い、後半のA&Cオーディオさんの方ではマルチ系のモデルをオリジナルNWと共にデモされます。
ただ、デモの時間は各社10分と非常に短いので、各モデル2~3曲で、1曲あたりも1分前後といった感じになるかと思いますので、何卒ご了承ください。
さてパークのトップバッターは、先日デビューした8cmウッドコーン(DCU-F101WⅡ)です。使用するBOXは、小さい方の推奨箱(2.4L)です。8cmの小口径ユニットにとってはちょっと会場が広過ぎる感じもしますが、まぁ音離れの良いこの子なら無事大役をこなしてくれるでしょう。
せっかくのイベントなので、今回はちょっと面白いデモもやりたいと思っています。それは、2個同じBOXをスタックして、Wユニットとし、さらにチビッ子TWを追加するというものです。これがなかなか生意気な音を出してくれます。もともとF101WⅡが8cmとしてはクラス最大レベルの低域再生能力を持っていますが、これをWユニットとすることで振動板面積で言えば13cmユニット相当になることもあり、かなり余裕のゆったりした鳴り方になります。
スタックすることで相対的に高域が落ちるので、今回はチビッ子TWをアドオンしてデモを行います。あくまでアドオンなので、NWは出来るだけ簡単にするため、今回はコンデンサー1個のみという構成です。まぁどんな音になるかは当日のお楽しみに。
この記事へのコメント
タンデム駆動だと小口径フルレンジでもパワー感を得られそうですね。
ところで社長、写真だとフルレンジが縦に積み重ねられていてツイーターは頂上配置ですが、音像感や定位感を重視するならば横並びのフルレンジにツイターを真中上乗せだと思うのですけれども、縦にするとどんなメリットが出てきますか?
実際デモをする時にはどんな配置とされるのでしょうか、お教えくだされば幸いです。
ゴン太様
>写真だとフルレンジが縦に積み重ねられていてツイーターは頂上配置ですが、音像感や定位感を重視するならば横並びのフルレンジにツイターを真中上乗せだと思うのですけれども、縦にするとどんなメリットが出てきますか?
Wユニット仕様でのデモを思いついた時は、正直縦積のTWを真ん中にはさんだバーチカルツィン仕様でやりたかったんですが、それには専用のTWBOXが必要で今回は間に合わなかったので、デモは写真の状態で行います。
縦積のバーチカルツィンはスタジオなどでも定番の方式で、仮想天音源となるため、音像定位に優れています。
横並びのフルレンジにツイターを真中上乗せは既存のBOXで直ぐにできるので一番現実的ですが、指向性やスペースファクターを考慮すると、縦積の方がベターではとの考えです。
このタイプを実際にトライされる方は、一体型の縦BOX(TWが真ん中)を作るか、WFBOXを載せられるフラット形状のTWBOXを作られることをお勧めします。
そうか、バーチカルツィンという手がありましたよね。
私も昔その方式に挑戦してみたことがあったのですけれど、如何せん素人の工作のせいなのか、三か所から高音部が出ているような印象で、音像のまとまりが得られなかった経験があります。
それは部屋が狭い所為でニアフィールド聴取になるせいかもしれません。
コンデンサー一個の接続も容量設定、前後の位置等難しく考えるとムズカシイので、社長のデモを見させて頂いて勉強、今後の参考にしたいと思います。データの公表など可能であれば宜しくお願い致します。
ゴン太様
>データの公表など可能であれば宜しくお願い致します。
了解です。今回のNWは超手抜きですが、スタック仕様だとこれでも十分ですねぇ。デモでの仕様は、0.33uFを1個付けただけのものです。
それと言いわすれましたが、今回のデモでは禁断の3Ω仕様(WFをパラ接続)になっていますので、お使いのアンプが低インピーダンスに対応しているかどうかをよくご確認ください。
あと今回のチビッ子TWのデモには、A&CさんのTWBOXを使うことになりました。なかなかこれが高級感があるんですよね。
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